先日、喫茶店巡りをしたときに日曜の午後なのに
田町、赤坂の店ともに私ひとりだけでした。
珈琲でもと呼ばれる飲み物としては、専門店で飲むと
1000円とか2000円とか未だにするのですが、不況の
波はここでも確実で如実に客足は減っています。
それでも、混み合うスタバやタリーズより
高くても落ち着ける専門店でという人もいるでしょうし、
この味なら当然という人もいるでしょう。
先日のパナマのエスメラルダゲイシャも値段は、ブルー
マウンテンクライデールをも凌ぐ高額ですが、それでも
売れに売れてしまう人気で、倍々で取引されてついに
オークションも除外という別格扱いというのもうなずける
ものを持ったものでした。
ゲイシャの場合、発見されたというイメージですが、
その上を行くコピ・ルアクの場合、希少種ということ
で幻のイメージを作るためあえて高値を保つような
ところがあります。
話題としておく店はあるようですが、味からしたら
やはりどうなのでしょうか。
値段と味という判断でいくといつ行っても行列が出来る
というようなところが適正な感じもします。
なぜこんなことを書くかと言えば、今日飲んだハワイ・コナ
エクストラファンシー、マウンテンサンダー農園がふと
そんなことを思わせたのです。
ハワイ・コナというと酸味と豊な香りの珈琲とよく言われ
ますが、その酸味が特長と言うと敬遠する人も多いと思い
ます。ここ数年はやっていた豆でブルーマウンテンと同等か
少し安い位の値段で飲まれています。
私は、昨年長年通う店のマスターが言った銀座で飲んだハワイ
コナが激まずだったことを語ったエピソードを思い出します。
大体ハワイは火山性土壌で珈琲なんかうまいわけがないと言う
生産地攻撃にまで至ったのですが、珈琲の産地は火山性の酸性
土壌の所は多く、さらに普通の農産物と違い標高の高いところ
ほど味が濃く、日の当らないやぶのようなところが珍重されます。
つまりは一般農産物とは違う生産条件なので、ハワイの珈琲
ベルトも後発であるが故計算された珈琲産地なので、場所が
悪いと決め付けるにはどうかというところです。
そんなマスターの見識というか珈琲知識がほころびたのを
見る様な会話だったのですが、今日飲んだハワイコナは
今まで飲んだハワイコナの全て壊して、何でブルマンの
次の値段で取引されるのか理解させる味でした。
この豆はある珈琲屋さんからサンプルで100g弱のサンプルと
してもらった様なもので、どうやって焼こうか弱っていた
ものです。
手網で昨日焼いたのですが、同じようにドイツより輸入された
イルガチェフも焼いたのですが、どちらもすばらしい味で
堪能させてもらいました。
手網も均一に膨らませる技術は身に付けたものの、そうすると
味が抜けると感じて悩みを感じていましたが、それも今回の
焙煎では解決したように思います。
あとはサンプルロースターでもそれを再現できるかです。
コナの酸味も今までの強烈な生豆のようなすっぱさでなく
一度飲んだ後のどの奥からふっと立ち上るスーッとする
清涼感のような香味です。実にうまい。
やはり本来の味を知らないで高い値段を出している人は
結構居るんじゃないかと思う一杯でした。
田町、赤坂の店ともに私ひとりだけでした。
珈琲でもと呼ばれる飲み物としては、専門店で飲むと
1000円とか2000円とか未だにするのですが、不況の
波はここでも確実で如実に客足は減っています。
それでも、混み合うスタバやタリーズより
高くても落ち着ける専門店でという人もいるでしょうし、
この味なら当然という人もいるでしょう。
先日のパナマのエスメラルダゲイシャも値段は、ブルー
マウンテンクライデールをも凌ぐ高額ですが、それでも
売れに売れてしまう人気で、倍々で取引されてついに
オークションも除外という別格扱いというのもうなずける
ものを持ったものでした。
ゲイシャの場合、発見されたというイメージですが、
その上を行くコピ・ルアクの場合、希少種ということ
で幻のイメージを作るためあえて高値を保つような
ところがあります。
話題としておく店はあるようですが、味からしたら
やはりどうなのでしょうか。
値段と味という判断でいくといつ行っても行列が出来る
というようなところが適正な感じもします。
なぜこんなことを書くかと言えば、今日飲んだハワイ・コナ
エクストラファンシー、マウンテンサンダー農園がふと
そんなことを思わせたのです。
ハワイ・コナというと酸味と豊な香りの珈琲とよく言われ
ますが、その酸味が特長と言うと敬遠する人も多いと思い
ます。ここ数年はやっていた豆でブルーマウンテンと同等か
少し安い位の値段で飲まれています。
私は、昨年長年通う店のマスターが言った銀座で飲んだハワイ
コナが激まずだったことを語ったエピソードを思い出します。
大体ハワイは火山性土壌で珈琲なんかうまいわけがないと言う
生産地攻撃にまで至ったのですが、珈琲の産地は火山性の酸性
土壌の所は多く、さらに普通の農産物と違い標高の高いところ
ほど味が濃く、日の当らないやぶのようなところが珍重されます。
つまりは一般農産物とは違う生産条件なので、ハワイの珈琲
ベルトも後発であるが故計算された珈琲産地なので、場所が
悪いと決め付けるにはどうかというところです。
そんなマスターの見識というか珈琲知識がほころびたのを
見る様な会話だったのですが、今日飲んだハワイコナは
今まで飲んだハワイコナの全て壊して、何でブルマンの
次の値段で取引されるのか理解させる味でした。
この豆はある珈琲屋さんからサンプルで100g弱のサンプルと
してもらった様なもので、どうやって焼こうか弱っていた
ものです。
手網で昨日焼いたのですが、同じようにドイツより輸入された
イルガチェフも焼いたのですが、どちらもすばらしい味で
堪能させてもらいました。
手網も均一に膨らませる技術は身に付けたものの、そうすると
味が抜けると感じて悩みを感じていましたが、それも今回の
焙煎では解決したように思います。
あとはサンプルロースターでもそれを再現できるかです。
コナの酸味も今までの強烈な生豆のようなすっぱさでなく
一度飲んだ後のどの奥からふっと立ち上るスーッとする
清涼感のような香味です。実にうまい。
やはり本来の味を知らないで高い値段を出している人は
結構居るんじゃないかと思う一杯でした。