予定通り行わたワールドカップラグビー予選リーグ対スコットランド戦は
いきなり先制されるも先行トライで勢い付き、前半で三トライとかなりイケイケな
感じで日本の強さを感じて興奮の中後半を迎えるとアンストラクチャーを生み出し
トライする独特な得点スタイルに次々とトライを奪われ押し気味に進められて段々
はらはらとしてきます。それでも四トライを決めていますのでボーナス得点を得ています。
すると後ワントライで同点というところまできて実況のアナウンサーはなんと同点でも
決勝トーナメント進出であと数分耐えればよいと言い出す始末です。なんと結果しかみない
選手へのリスペクトもなく、今何を彼らがなそうとしているかも見えていない哀れな知性の
かけらもないマスコミの人とはこの程度というのを露呈する内容でした。
それでも私自身も連続でトライされたときにはもしかしてこれは追いつかれるのかとふと
負けることも考えたのであまり批判はできません。
それだけ連続でトライされ必死の攻めに只者ではないスコットランドの得意の形を見せての
攻めにこういうお互いの良いところが出てなおかつがっぷりとぶつかり合っている感じが
たまらないのだとラグビーの魅力を感じるのでした。これはバスケットのように点を取り合う
感じともファウルゲームで時間を削りあう感じとも違い、お互いの肉体をぶつけ合い全てで
会話しているような骨身を削って交わされる会話のように嘘のない真剣味とぎりぎりの戦いに
見ているだけで参加しているような気分にさせられこんなにのめりこんでみられるのも珍しいと
思いました。
それも台風被害が徐々に拡大されてその全容が明らかになる中、その死者数や行方不明者の増加や
浸水の危険が増す地域などまだ進行中でもあるものの開催されたことなど誰も不謹慎ともいわないけれど
何不自由なく中継を見て楽しんでいる自分も申し訳ないような気分とその災害の理不尽さが増す気分は
いかんともしがたく存在しました。
いまさらに坂東太郎四国三郎などと言われた暴れ川の代名詞の川よりも実際氾濫するのは無警戒の
他の川だったりで、利根川も昔の改修で銚子に流したのは良かったと思ったり、昔の廃藩置県の
後遺症なのか日本一の川ながら県境から名前が変わって氾濫したのは長野の千曲川という新潟側の
信濃川では氾濫河川の色塗りもされないという識別に妙に秩父での水を流してしまったからという罪悪感
を感じたり考えずもがななことをつらつらと思うのでした。
しかし、台風一過とともに注文は入り、完全に調整された焙煎機も組み立ててまた新たな焙煎にかかり、
リズムカルな音を立ててハゼ音も景気良く鳴り響くのでした。
気のせいか香りの立ちもよく、やはりあれだけやった甲斐はあったと自己満足するのでした。