金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

68:銀色夏生『さようならバナナ酒―つれづれノート〈5〉』

2005-08-01 20:30:21 | 05 本の感想
銀色夏生『さようならバナナ酒―つれづれノート〈5〉』(角川文庫)
★★★★☆

シャランQについて(この本の初版は平成8年)、
「ボーカルの人の世間によごれきってるって感じが好き」
と書かれているところに笑う。
成功とストイックさの関係について、常々思っていたことを
言葉にしてもらったようで、ふむふむと納得。
この人のお金の使い方には、最初の頃は唖然としていたけれど、
最近では爽快にすら感じる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

67:銀色夏生『つれづれノート〈2〉』

2005-08-01 20:29:02 | 05 本の感想
銀色夏生『つれづれノート〈2〉』(角川文庫)
★★★☆☆

ときどき、はっとするような言葉がある。
生活スタイルや人間関係について考えさせられる。
「人にあれこれ言われたくない」というのはわがままなようだけれど、
親がしりぬぐいしてくれる子ども時代ならともかく、大人になれば、
その人の行動や行き方についてはその人以外誰も責任が取れない。
求められてもいない忠告やアドバイスは意味がないし、
そしてそれらはきっと、相手のことを純粋に考えて出た言葉ではない。
昨晩、自分に関係ない他人のすることについて異をとなえてしまい、
それを思い出して反省しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする