銀色夏生『遠い島々、海とサボテン―つれづれノート〈4〉』(角川文庫)
★★★☆☆
旅行中の日記が大半を占めている。興味のない部分は飛ばして読む。
なので、物足りない感じ。
個人的な好みの話なのだけど、わたしは旅行記にはまったく興味がない。
これから行く場所についての旅行記も読みたくない。
読むとしたら、自分が行った場所に関するものだけ。
旅行も読書も、自分がどう感じたかがいちばん重要だと思っていて、
人の感じたこととのちがいにだけ興味がある。
他人が旅行先で撮った大量の写真をおもしろそうに見ている人は、
義理でやっているのだと最近まで信じ込んでいた。
わたしが偏屈なだけだった…
旅行に関係ない所感のような部分はあいかわらずおもしろい。
拉致被害者の話がそれとなく書かれていて、どきっとした。
この本が出た当時(平成7年)、わたしは拉致の存在をまったく知らなかった。
★★★☆☆
旅行中の日記が大半を占めている。興味のない部分は飛ばして読む。
なので、物足りない感じ。
個人的な好みの話なのだけど、わたしは旅行記にはまったく興味がない。
これから行く場所についての旅行記も読みたくない。
読むとしたら、自分が行った場所に関するものだけ。
旅行も読書も、自分がどう感じたかがいちばん重要だと思っていて、
人の感じたこととのちがいにだけ興味がある。
他人が旅行先で撮った大量の写真をおもしろそうに見ている人は、
義理でやっているのだと最近まで信じ込んでいた。
わたしが偏屈なだけだった…
旅行に関係ない所感のような部分はあいかわらずおもしろい。
拉致被害者の話がそれとなく書かれていて、どきっとした。
この本が出た当時(平成7年)、わたしは拉致の存在をまったく知らなかった。