金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

42:杉山久仁彦・高橋真澄 『虹物語』

2010-04-03 17:31:29 | 10 本の感想
杉山久仁彦・高橋真澄『虹物語』(青菁社)
★★★★☆

空の名前』・『宙(そら)の名前』系、といったらわかりやすいかな?
写真と解説でつづる「虹」の図鑑。

虹って本当に神秘ね。
情報量としてはやや物足りない、という内容だったけど、
写真とイメージの美しさでカバーされてる感じ。
そういえば、場所のせいなのか、
風景を見る余裕がなくなっているからなのか、
しゃちほこ村に住むようになってから
一度も虹を見ていない??
都会は虹が見えにくいらしいけど、どうなんだろう。
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41:薫くみこ 『さよなら十二歳のとき』

2010-04-03 17:15:14 | 10 本の感想
薫くみこ『さよなら十二歳のとき』(ポプラポケット文庫)
★★★★☆

十二歳シリーズ最終巻。
こんな大人な終わり方だったっけ……?
読んだのが10年近く前であるにもかかわらず、
これまでの巻はわりとしっかり記憶に残っていたのだけど、
なぜかこの巻だけは、
かおりを襲ったショッキングな事件のことしか記憶になかった。
鉄の結束を誇った三人も、中学が分かれて
以前のようではいられない、
変わっていくのは仕方ないことだよね、
というクールな視点がやや意外。

梢にも恋の予感。
しかしどうも、このシリーズに登場する男の子は
モサいイメージだ。
「おまかせ探偵局」シリーズはそうでもないんだけどな。
イラストのイメージに左右されてるのかもしれないけど。
「おまかせ探偵局」も復刊になりますように!
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