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★★☆☆☆
「遠回りな演劇入門」とあるように、
演劇についての説明や技術指導といった内容ではなく、
演劇というものの性質や歴史に触れながら
筆者が自分の考えや思いを述べているエッセイといった感じ。
演劇を世界や人間、自分を考えるための道具ととらえている。
正直、わたしは演劇の意義に興味がなく、
演劇ではどうしてもストーリーとか表現に
目がいってしまうので、
その本質について述べたこの本は
観念的すぎて読むのがつらかった……
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内容が悪いのではなく、
わたしの興味と一致しなかったという理由で★2つ。