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★★★★☆
現在のマイケルパートと、過去の父パートに分かれているのは
対比させるためだけなんだろうか?
二つがつながった! と感じる場面がなく、
続編があること前提の終わり方で、ちょっともやもや。
家族の仇を殺害し、マフィアとしてのしあがっていく父ビトーと、
ファミリーを維持するうえで疑心暗鬼になり、
裏切り者を次々に死に追いやり、
大切にしていた家庭も崩壊して孤独になっていくマイケル、
という対照的な二人の姿を描くことで
ファミリーの発展と凋落を表しているのだが、
最後のマイケルの回想は、
兄弟ゲンカしながらも幸福だった時代、
だけどそのころから孤独だった……ということが言いたいのかしら。
居合わせた時代の悪さ、自分にはどうしようもない流れ、
ということを考えて胸が苦しくなってしまう第2部だった。