オリジナルの要素の割合が非常に高いのだけども、
きちんと史実に絡めてあるし、
まだ8話目なのにストーリーの起伏がすごい。
めちゃ面白いドラマじゃないか?
今のところ、つまらない回が一回もない。
今回の最大のトピックは、「兼家パパ倒れる」なのだけども、
特に後半の畳み掛けがお見事。
「父上は私の顔を見るのを嫌がる」
「自分は誰からも嫌われる」
「父から虐待を受けていた」
と急に為時に語りだし、いきなり酒持参で家にやってくる。
愛情に飢えすぎだし、親交もないおっさんに父性求めんな!!
と思ったら、これ、兼家パパの謀略なのね。
為時がスパイとして使えなくなったから、
人の良い彼を利用して花山天皇のもとに道兼を潜りこませた。
これが道兼が花山天皇をそそのかして出家させるエピソードに
繋がっていくのか。
しかし、自分が誰を殺したのかわかっていない道兼。
為時とまひろの間にある緊迫感にも気づいていない。
今後、為時一家との因縁がどう作用していくのか楽しみ。
【その他いろいろ】
・猫ちゃん、無事だった!
・女子は女子で、男の品定めしてる。
倫子様は道長ラブに。
・赤染衛門先生のお気に入りは直秀。
・泥棒の下見のために屋敷の中が見たがる直秀と、
彼が盗賊であることを疑っている道長。
道長が疑っていることを知らせたのに、
直秀は右大臣家に盗みに入って捕まり、バレちゃった。
・若い男たちの会話を聞いて傷ついたであろうまひろを気遣い、
一緒に都の外へ行かないかと誘う直秀。
少女漫画の二番手キャラじゃん。
・右大臣・左大臣・関白のおじさまトリオ、好きだよ。
・道長の婿入りを渋る左大臣と、乗り気な妻。
ここは伝わっているエピソード通り。
妻から赤染衛門との関係を疑われて動揺してる左大臣、可愛い。
・兼家にとりついたのがよし子の霊だと知った道隆・道兼の
ビビりよう、すごい。後ろ暗いところあるからな。