今年も正月にモチで窒息される人が沢山いた。この手の窒息による救命は「現場に居合わせた人」が処置をしないと絶対助からない。そんなことは大昔から業界内では当たり前なのに、ここの部分の普及啓発活動は遅れている。なぜ普及が進まないのかと推測であるが、①正月のモチは縁起物なので、これはこれで御めでたいという感覚が国民の根底にあるのか? ②窒息しやすいのは高齢者なのでここでなまじ助かってもあとが植物状態になれば、労力も治療費もかかるので医療経済的に助からないほうがいいと行政関係者は考えているからか? ③窒息予防のために高齢者にはモチを細かく切って出すと「人を差別扱いするのか」と怒り出す平等論者がいるためか? なんだかよくわからん、ん? 本当は知っているかも?