吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

アブない話?

2008年01月21日 07時42分49秒 | インポート

前回、アブないので話をやめましたけど、でもちょっとだけ・・。救急科という「診療科」は存在しません。したがって救急医という言葉も巷では言われていますが実態はありません。救急部門での売り上げは臨床の他の科の収益となり、救急医がどんだけ~働いたかは院内では明らかにはなりません。まさに救急医とは「○○○の連れっ子」だとよく自分の前の職場のボスが・・・、いやっ、これ以上はかけません。ちょっと前までの話ですが、救命センターに交通事故等で患者が運ばれると、あとから警察官がきて事情聴取をされますが、「・・・わかりました、で、ところで先生は何科の先生ですか?」と聞かれ「救急です」と答えると、「えーーーですから、何科の先生ですか? 調書に書くので・・・」と。こちらも懲りずにまた「救急です」というと「はぁああ、だから内科ですか?外科ですか?整形外科ですか!」と延々と押し問答が続きました。世間にも認知されていませんでした。