結核の消毒法ですが、通常病室においては目で見える喀痰などで汚染されている以外は、リネン、衣服の消毒はいりません。部屋の消毒も必要ありません。前回お話したとおり感染形式が空気感染だからです。空中に浮遊している菌の吸入で感染するのですから、浮遊した菌を屋外に拡散させてやればいいわけですよね。救急車も結核患者を搬送したあとは、窓を開けて空気を入れ替えてあげれば済むことでしょう。わずか数分もあれば十分。しかしながら、それなのに車内を清拭し、なにやら車内をしめきり○○丁寧に消毒薬を燻蒸させていますので1時間以上はかかるようです。その間は救急通報があってもその車は出られないそうです。もしそれで緊急な対応ができないとしたら市民への不利益になると思うのですが。よく「あつものに懲りてナマスを吹く」といいますが、別に今まであつものを経験したわけでもないのにナマスばかりを吹いている印象です。 あ またアブない話になってきたのでやめます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」