吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

餅の代価 その5

2011年01月26日 07時08分13秒 | インポート

 餅は高齢者や嚥下障害のある人にとっては危険な食べ物であるのは間違いない。しかしどうも日本人にとっては「ハレ」の食べ物であるということも間違いはなさそうである。普段は毎日食べるわけではないが、確かに正月に雑煮や小豆餅が食べられないのは1年を通して居心地が悪くなるような感じもする。とするとやはり自己責任で食べるということになるのだろう。「フグは食いたし毒は怖し」という言葉がある。フグにあたるのは怖いけどどうしても食べたいということである。餅を食べる時も、きちんと覚悟ができていればいいのであろう。・・・って、こんな大袈裟なものでもないかぁ(笑)。まあ、と言いつつも来年の正月だって死亡者0ではありえないのが世にも奇妙なところなのである。不思議だよねー、餅って。