この前、M法務大臣が、自分の選挙区で「有価物」であるうちわを配布したということで公職選挙法違反とやらで引責辞任した。まずあれが有価物かどうかは、別にもらっても嬉しくはないので私はちっとも有価物とは思わない。しかもこのうちわらしきものには小さく「これは配布物です」とかかれてあるらしいのである。配布物とわざわざ記載してあるのだからある意味「うちわ」ではなく「配布物」だと言い張ればよかったのである。過去の大物政治家の言い逃れなどではすごくあきれ返るものもあったし、なるほどと唸ったのもある。なので、蓮舫議員の「これは何ですか?うちわ・・・ですよねっ!」という恫喝にも似た質問に怯んで「この・・・うちわは・・・あっ」と動揺することなく、「うちわに見えますか? これは配布物ですよね? そう書いてあるし、まあでももらった個人がうちわとして使うこともできるかもしれませんがそれは個人の自由だと思いますが・・」などととぼけ通せばよかったのである。別にM法務大臣に応援しているわけではないが、うちわかどうかわからないシロモノで、たまさかそれがうちわであったとしても、もらって嬉しくないようなものが原因で辞任とはなんだか変な国である。<o:p></o:p>