吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

米国人のいい加減 その4

2014年11月21日 05時35分18秒 | インポート

 また先日TVニュースでみたが、米国のある州で脳腫瘍で余命4か月の19歳のバスケットボールの選手のことが話題になっていた。彼女は常に前向きで自分は動けなくなるまで試合にでると宣言し試合を欠場することなく健気にプレイを続けていた。日本人の感覚からすると余命4か月の選手を、いくら本人の強い意志があるとはいえ試合には出さないだろう。日本の場合は、やれ何かあった時の責任はどうするんだとか、寿命を縮めはしないか?とか、試合中の容態急変の場合はその救護体制はどうするのか等、事前に散々の検討がなされ(なされる振りだけの場合もあるが)、そして最後は「前例がない」ということで彼女の出場は認められないのである。一方、この米国での話に戻るが、このバスケ大会の関係者は大会日程を予定の開催日より2週間も早くして「前倒し開催」したのである。そして彼女は試合に出てゴールも決めた。