吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

裏口入学なのか? その2

2018年07月09日 05時34分16秒 | 日記
 入試において便宜を図ったというがどの程度のものか? 今どき医学部の裏口入学というものがまだ行われていたことに驚いている。新設医大増設された昭和45~50年ごろの時代にはちらほら聞いた話であるが現在もあるとは思わなかった。
 あと少しの所で足りない点数の上乗せだったのか、まったくはるかに低い学力にもかかわらず無条件入学させたのか、どちらなのかは知らない。
 しかしながら、こうなってしまった以上、この学生は学内では身の置き所がなくなってしまうだろう。自主退学を迫られるのかあるいは、現在までの成績が優秀であればこのまま頑張らせるのか、今後の大学側のこの学生への扱いに注目したい。
 この逮捕された役人は馬鹿である。でも息子をぜひ・・・という気持ちも痛いほどわかる。自分が何とかしてあげられるのなら・・という気持ちも良く分かるが、でもこの方法はダメである。
 もし学力が伴わなければ入学させても医学部を卒業するのは無理だろう。もしバレたら(実際はバレたのであるが)息子であるこの学生の身の置き所がなくなる。これはこの息子にとっての最大の不幸である。
 この事件はたぶん内部告発であろう。この役人はいくつもの悪事を重ねた。一つは受託収賄、そして2つ目はそれを国民の税金から流用したこと。そして最大の悪事は自分の息子の一生を台無しにしたことである。
 あ 因みに大昔自分もこの大学を受験して・・・落ちた。