7/27(金) 6:15配信 スポーツ報知
地下鉄、松本両サリン事件などオウム真理教による事件に関わったとして、殺人などの罪に問われ、死刑が確定した教団元幹部ら6人の刑が26日、執行された。教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚ら7人が6日に執行されてから20日。一連の事件で死刑が確定した13人全員の執行が終わり、平成の時代を代表する未曽有の事件は大きな節目を迎えた。
坂本弁護士一家殺害事件以来、オウム真理教を取材してきたジャーナリストの江川紹子さん(59)は「先日の松本元死刑囚らの執行より、大きな衝撃を受けた」と話した。さらに「幹部らはもともとは真面目な若者。自分を信じる者に殺人をさせた教祖と、心をからめ捕られて犯罪に手を染めた弟子たち。責任は天と地ほど違うはずだ」と指摘した。
また、死刑囚との面会が親族以外は困難だったことを挙げ「彼らがなぜ教祖を信じ込んだか、プロセスを語る証人なので、もう少し専門家が話を聞いて事件を研究する必要があった。カルトとは何か、テロとは何か、教訓として後々につなげていかなければいけなかった。オウムと関連事件の解析と研究が進まなかったことは残念」と振り返った。
地下鉄、松本両サリン事件などオウム真理教による事件に関わったとして、殺人などの罪に問われ、死刑が確定した教団元幹部ら6人の刑が26日、執行された。教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚ら7人が6日に執行されてから20日。一連の事件で死刑が確定した13人全員の執行が終わり、平成の時代を代表する未曽有の事件は大きな節目を迎えた。
坂本弁護士一家殺害事件以来、オウム真理教を取材してきたジャーナリストの江川紹子さん(59)は「先日の松本元死刑囚らの執行より、大きな衝撃を受けた」と話した。さらに「幹部らはもともとは真面目な若者。自分を信じる者に殺人をさせた教祖と、心をからめ捕られて犯罪に手を染めた弟子たち。責任は天と地ほど違うはずだ」と指摘した。
また、死刑囚との面会が親族以外は困難だったことを挙げ「彼らがなぜ教祖を信じ込んだか、プロセスを語る証人なので、もう少し専門家が話を聞いて事件を研究する必要があった。カルトとは何か、テロとは何か、教訓として後々につなげていかなければいけなかった。オウムと関連事件の解析と研究が進まなかったことは残念」と振り返った。