プロレスは年間200試合以上もあるのだから3日に2日は試合をしています。これを全部本気モードではとてもできないとは、ずっと感じていました。どこかで手を抜かないと体がもたないでしょう。そうみるとプロレスとはギミックの部分も必要なんでしょう。しかし鍛え上げられた肉体が技を応酬する様は説得力があります。そして各選手いろいろな役割分担や仕掛けも当然あったでしょう。覆面レスラーや海賊男や、リング上での闘いを倍加させるための事前のシナリオなどは、偶然の産物ではなく仕組まれたものだとは分かってましたが、それを承知でワクワクしたものです。
「あれは全部最初から最後まで台本がある」とまでいわれることもありました。でもたぶん仕掛けはあったけど最後の結末は成り行き次第だったでしょう。それをすべて承知の上で楽しむのがプロレスだと思っていたし、猪木氏はその仕掛けに長けていました。
唯一の誤算は「タケシのプロレス軍団乱入」でしたね。あれはさすがに会場も騒乱状態でした。当時から人気のあったタケシではあるが、ストロングスタイルを標榜するプロレスファンには、最初からお笑い芸人の参加では当然拒否反応をおこすでしょうね。
「あれは全部最初から最後まで台本がある」とまでいわれることもありました。でもたぶん仕掛けはあったけど最後の結末は成り行き次第だったでしょう。それをすべて承知の上で楽しむのがプロレスだと思っていたし、猪木氏はその仕掛けに長けていました。
唯一の誤算は「タケシのプロレス軍団乱入」でしたね。あれはさすがに会場も騒乱状態でした。当時から人気のあったタケシではあるが、ストロングスタイルを標榜するプロレスファンには、最初からお笑い芸人の参加では当然拒否反応をおこすでしょうね。