2023年1月27日 (金)配信佐藤夕(医療維新m3.com編集部)
「幅広い医療機関で新型コロナウイルスを診療できるようにする」という点について、複数の委員から進め方について意見が出た。金沢市福祉健康局長の越田理恵氏は、「ある時点で、保健所や行政による調整から、病病連携や病診連携に急に移行するのは命を守るという観点からは難しい」として、必要な感染対策を示すなどして医療機関への啓発を行うことを求めた。
日本医師会常任理事の釜萢敏氏は、対応できる医療機関を増やすための「不断の努力が必要、決して容易ではないと思う」と述べた。厚労省は、移行までの3カ月間に急激な影響を緩和するための措置を検討し、早期に公表したいとした。
今後の基本的な感染対策について東北医科薬科大学医学部感染症教室特任教授の賀来満夫氏は、「マスクを特別視することを懸念している」と発言。「5類になること=マスクを取ること」という誤った認識が広がることへの懸念を示した。
「幅広い医療機関で新型コロナウイルスを診療できるようにする」という点について、複数の委員から進め方について意見が出た。金沢市福祉健康局長の越田理恵氏は、「ある時点で、保健所や行政による調整から、病病連携や病診連携に急に移行するのは命を守るという観点からは難しい」として、必要な感染対策を示すなどして医療機関への啓発を行うことを求めた。
日本医師会常任理事の釜萢敏氏は、対応できる医療機関を増やすための「不断の努力が必要、決して容易ではないと思う」と述べた。厚労省は、移行までの3カ月間に急激な影響を緩和するための措置を検討し、早期に公表したいとした。
今後の基本的な感染対策について東北医科薬科大学医学部感染症教室特任教授の賀来満夫氏は、「マスクを特別視することを懸念している」と発言。「5類になること=マスクを取ること」という誤った認識が広がることへの懸念を示した。