2023年2月6日 (月) 配信共同通信社
自民党は6日、厚生労働部会を党本部で開き、かかりつけ医の制度化や75歳以上の保険料の段階的引き上げを盛り込んだ健康保険法などの改正案を審査し、大筋で了承した。3日にも審査したが、かかりつけ医を巡って慎重論が出ていた。政府は与党の了承を経て閣議決定し、今国会での成立を目指す。
改正案では、病院や診療所が担うことができる、在宅医療や夜間診療といったかかりつけ医機能に関し、都道府県が報告を受けて公表する仕組みを設ける。
3日の自民部会では、報告内容が実際とは異なる場合への対応が不透明だと指摘が相次いでいた。厚労省は6日会合で、「混乱が生じないよう丁寧に運用する」などと説明した。
また、75歳以上が入る後期高齢者医療制度の保険料を2024~25年度に段階的に引き上げる。年収153万円超の人が対象で全体の約4割に当たる。「全世代型社会保障」の一環。経済力に応じて制度を支える役割を果たしてもらい、現役世代の負担増を抑える。
自民党は6日、厚生労働部会を党本部で開き、かかりつけ医の制度化や75歳以上の保険料の段階的引き上げを盛り込んだ健康保険法などの改正案を審査し、大筋で了承した。3日にも審査したが、かかりつけ医を巡って慎重論が出ていた。政府は与党の了承を経て閣議決定し、今国会での成立を目指す。
改正案では、病院や診療所が担うことができる、在宅医療や夜間診療といったかかりつけ医機能に関し、都道府県が報告を受けて公表する仕組みを設ける。
3日の自民部会では、報告内容が実際とは異なる場合への対応が不透明だと指摘が相次いでいた。厚労省は6日会合で、「混乱が生じないよう丁寧に運用する」などと説明した。
また、75歳以上が入る後期高齢者医療制度の保険料を2024~25年度に段階的に引き上げる。年収153万円超の人が対象で全体の約4割に当たる。「全世代型社会保障」の一環。経済力に応じて制度を支える役割を果たしてもらい、現役世代の負担増を抑える。