吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

無症状のコロナ感染者、「買い出し」は容認へ マスク着け短時間なら その3

2022年09月06日 06時13分42秒 | 日記
 最近、条件付きでマスクを外で外してもよいという形になったようです。「屋外の広い密にならないようなところで」とか「会話がない運動中」とかでしょう。
 しかしながらこの状況から三密状態に変化したらすぐに着用できる人がどれだけいるか心配です。たぶん多くの方が「いや、もうマスク付けなくてもいいんだってさ」と誤解されているかもしれません。
 そこにきて、今回検討されている「無症状感染者なら外出緩和」ということが加味されれば、「コロナ感染していてももうこれからはマスクを付けずに自由に外出できる」と勘違いされる方も出てくると思います。条件付き緩和策というのは、往々にして条件がすべて忘れられて、何だかよく分からないけど「すべて」自由になったのだと誤解されるでしょう。
 条件付き・・・すべての市民に対しての策として徹底させるのは難しいと思います。

無症状のコロナ感染者、「買い出し」は容認へ マスク着け短時間なら その2

2022年09月05日 05時52分22秒 | 日記
 もうすでに政府は万策尽きて放り投げたという印象です。無症状者とはいえ感染者が自由に外出したらどうなるかはわかりますよね。まず感染した方はやはりどこかで自身の感染対策が甘かったという方です。つまり自身の感染対策がしっかりしていない方が感染し、そんな方が外出したら外で感染防御をしっかりできるはずがありません。しかも「無症状であれば」とうたっていますが症状があるかどうかは自分の感覚です。ちょっと咽頭痛くらいなら無症状とする方もいるでしょう。それから「短時間なら」と言っていますが、それを数分程度を短時間とするか、数時間を短時間とするかはその人の意図的な判断でいくらでも容認されることになります。
結局「自宅療養」という方針はすべて撤廃されたということに等しくなります。言葉は悪いですが感染者には全く制限をかけず野放し状態にするということになります。これでますます感染拡大は目に見えています。残念です。

無症状のコロナ感染者、「買い出し」は容認へ マスク着け短時間なら その1

2022年09月03日 05時45分53秒 | 日記
8/27(土) 17:24配信 朝日新聞DIGITAL
 新型コロナウイルスの無症状の患者について、政府は9月半ば以降、厳密な外出自粛を求めず、マスクを着けるなどの感染対策をすれば、生活必需品を買うために外出することを許容する方向で調整に入った。感染対策と社会経済活動を両立させる「ウィズコロナ」に向け、政府は近く新たな政策をパッケージとして示す予定で、その一つとして検討されている。
 複数の政府関係者によると、無症状であればマスクを着ける、短時間にするなどの感染対策をした上で、食べ物やトイレットペーパーなど生活必需品を買うため、近くのコンビニエンスストアやスーパーに出かけることは許容することを検討している。

詐欺電話 その4

2022年09月02日 06時04分47秒 | 日記
 詐欺まがいの強引な電話勧誘の手法はこちらに電話を切らせないことです。そのためには話の主導権を詐欺師が握り、こちらに考えさせる隙を与えず話を先にどんどん進めていくことです。うちでは営業電話は受付で断らせるようにしていますが、ここで切られないようよく使われる文言は「あ これは営業ではありません」とか「法令上の点検のお話」と言います。電話を替わって話を聞くと結局嘘なんですね。「なんだ営業電話じゃないか!」というと「いえ、営業ではなく提案です」と言い訳するし、また「法令点検の話とは違う!」と言うと「いえ、法令点検に関連したお話で法令点検とは言っていません」とか言い逃れる。もうこの時点で詐欺だろうと営業だろうとアウトであるのですぐ電話を切るようにしている。
 営業であったとしても真摯な態度ではない人とは取引はできませんよね。

詐欺電話 その3

2022年09月01日 05時48分17秒 | 日記
 しかしこの詐欺電話の女性の声でしたが、プロの詐欺師の方なんでしょうか? アルバイトにしてはとても上手でした。それにしても今自分は犯罪に加担しているという自覚はあるんでしょうか? 最近のコロナについての支援金詐欺でも若い女性が虚偽の書類作成をしていましたが、「不正受給とは知らなかった。知らなかった。報酬はもらっていない」と言っていました。でも報酬のない仕事を最初から受けるわけはありません。また何十人もの書類を作成していたら、作成内容の情報から「これは正規の書類ではない。おかしい」と気づくはずですね。もしかしたら「この制度の隙間をついて規定ギリギリのところでの仕事なので違法性はない」とか騙されていたのかもしれません。でも最初から危なそうな胡散臭い仕事であるのは分かっていたはずです。にもかかわらず仕事を引き受けたのは報酬に目がくらみこの犯罪に乗ってしまったのでしょう。残念です。