安倍元首相銃撃事件 その３

　山上容疑者への全国からの支援・・・違和感を覚えます。「罪を憎んで人を憎まず」という言葉はあります。しかしながら「教団関係者を狙えないので安倍さんを標的にした」というお門違いの理由で殺人がなされたわけですので、酌むべきところは何もありません。しかも「罪は償うが、やったこと自体は、やるべきことであり反省していない」というコメントもしています。
これら支援は、もしかしたら同じ境遇に置かれた人たちからのものであり、これは同情なのでしょうか？　しかしこれが英雄視されるような風潮になることは断じて慎まなければなりません。
　一方、単独犯の素人テロリストに完遂されたこの事件は、日本の警備状況がかなりの低レベルであると世界に伝わったことになります。恥ずかしいことです。これはあまり取り上げられてはいませんが実はかなりの大きな問題です。自分が他国のテロリストなら「日本では一般人の改造銃で、しかも一人でもこんなに簡単に仕事ができるんだ」と思ってしまいます。
　メディアは教団と政党のつながりばかり注目していますが、警察における警備体制の問題について何故追求しないのでしょうか？　不思議です。

100万円超の現金など全国から“支援”差し入れ 食料など児童養護施設に寄付 安倍元首相銃撃事件

1/10(火) 14:20配信　カンテレ その２
　山上容疑者の近況…英検1級など資格取得の参考書読む　現金100万円超の差し入れなども
　山上容疑者の近況について、親族によると、山上容疑者のもとには、全国から衣服や菓子などの食料が大量に届いていて、消費し切れない分については山上容疑者の意向で児童養護施設などに寄付しているということです。 また、現金の差し入れも多くあり、既に100万円以上が送られてきているということです。
　山上容疑者は、親族と手紙のやりとりをしたり、英検1級など資格取得の参考書を読んだりして過ごしているということです。 また、弁護士によると、自分で新聞や週刊誌を購入して自分の事件の記事を読んでいるということです。 奈良地検は鑑定留置の結果、責任能力を問えると判断し、勾留期限となる1月13日に山上容疑者を殺人と銃刀法違反の罪で起訴するとみられます。 ほかにも、旧統一教会の関連施設が入るビルで自作の銃の試し撃ちをしたという供述などから、警察は、建造物損壊や武器等製造法違反などの疑いでも立件を検討しているということです。