六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

光る街のソネット  眠れないままに

2009-01-13 00:27:13 | ポエムのようなもの
 

   そこに光る街があった
   もちろん陽をうけてではあるが
   自ずから光っているようにも見えた

   もう、光ることなんか出来ないな
   陽をうけることなんか出来ないな
   こう呟いてみるのは嫉妬だろうか

   光ったから何なんだヨォ
   光らなかったから何なんだヨォ
   と、ここまで来れば居直りだろう

   やはりそこに光る街があって
   降り注ぐ陽もあって
   呼びかけるにちょうどいいくらいで
   それで実際に呼びかけてみると
   それが歌になったりすることもあるのではないか



    



       これは不眠の中で私の反省。
        眠ると消えてしまうかもしれない反省。








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