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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

【短信二題】音楽、そして経済(なのか、これは?)

2021-02-16 00:11:21 | よしなしごと

NHK FM でグリークとラヴェルの弦楽四重奏を聴く。両者ともこの形式は一曲のみ。また、二人とも叙事詩的な作品が多い中、これらは内省的な感じがする。というか弦楽四重奏という形式がそうなのだろう。

そういえばショスタコーヴィチの交響曲が小説であるとしたら、その弦楽四重奏は日記のようだと思ったことがある。

       

           グリーク              ラヴェル

飲食などの倒産が相次ぎ、失業者が巷にあふれている折から、株価が3万円台になったという。

 お前は金融資本やそのシステムに疎く無知なのだといわれればそれまでだが、やはりこれはおかしいのだ。実体経済と完全に乖離している。

 ひとの不幸すら好機だとする投機的要素がなせる技だろうが、そんな人食い人種のようなシステムはやはりおかしいのだ!

         

 株式市場はもともと、クラウドファウンディングのようなものとして始まったはずなのだが、今や人の生き血をもすする賭博師たちの暗躍の場となっている。

 ウオール街も兜街も、労働や生産から乖離した魑魅魍魎共の集うカジノと化している!

 

 

 

 

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