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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

花の終わりと花の始まり

2022-05-15 11:24:40 | 花便り&花をめぐって
 わが家の貧弱な庭には、この時期、花らしい花はなにもない。ハルジオンさえ枯れてしまった。だいたい、花好きの人たちが丹精を込めるような、草花系を育ててはいないのだから仕方がない。ようするに無精だから放っておいても毎年花をつける樹木系の花しかないのだ。

          

 そんななか、齢樹数十年のボリュームで豪華に咲き誇っていた紅白のツツジが終わった。白いツツジは花ごと色あせ褐色になって落ちる。赤い方は、赤いままに落下し、それから褐色に朽ちる。

              

 代わっていま咲こうとしているのはナンテンと紫陽花である。

              

 紫陽花の方だが、先般、さほど大きくない株に今年は八つの花が付きそうだと喜んでいたが、その後、花芽はさらに増え、ちょうど10輪の花をつけそうだ。しかも、この紫陽花は大輪の方だから、全部咲き揃ったら豪華になることだろう。

              
              

 おまけに植物に関する間抜けな失敗談を書いておこう。ご存知のように、豆苗として売られている野菜は絹さやの苗で根っこがついたまま売られている。そして、これを直植えにしてうまく育てれば絹さやを収穫することができる。

 去年、これを試みた。しかし、植えた時期が遅すぎた。それでも少しばかりの花をつけ、10さやほどを収穫できた。しかし、絹さやの10さやというのはいかにも頼りない。せいぜい・味噌汁の具になるぐらいだ。

           そこで、今年こそはリベンジを誓い、また植えた。しかし、何を勘違いしたのかまたしても遅かったのだ。農家の知り合いから、「何を今頃。もうとっくに収穫の時期じゃない」と笑われてしまった。そして、「まだ冬のうちに準備しなきゃだめだよ」とのアドヴァイス。  しかし、想像力に疎い私、まだ寒い時期にキヌサヤエンドウをイメージすることなど出来はしない。でも来年も生きていたらチャレンジしてみたい。                             
                           

 今年の収穫を諦めたわけではない。感銘にツルヒゲを伸ばしているのを見ながら、「頑張れっ!」と声援を送り続けている。
 
 
コメント
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