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赤面と感心と。
お休みに本棚を整理していたら、こんな雑誌が出てきました。
こちら
マガジンハウスの「BRUTUS」。
創刊は自分が高校生の頃ですからいわゆるバブルの頃。四半世紀以上前のことです。
当時は「バブリーな硬派」という感じで、とりあえず買っておくという友人も少なくありませんでした。
(逆に、「BRUTUSなんて」という人々がいたのも事実です。)
その後、「スノッブな軟派」に方向を微修正?しつつ、現在まで生き残っています。
方向転換してからは色々な切り口で「特集」を組むのが特徴で、自分もお酒関連の特集の時に買ったりしていたのですが、これもその一冊。
さてさて、この号の特集は「イタリアワインの教科書」。実はこの週まで3号連続でワイン特集が組まれていました。
ちょうどバブルの崩壊以降、お高いフレンチから親しみやすいイタリアンに転換するお店なども増え、皆がスパゲッティではなくパスタと呼ぶようになったころですね。
あの頃の自分、どんな顔をして買っていたのかぁ、と赤面しつつ、中身を見てみると、懐かしいですね。
ワインも麦わらに入った「キャンティ」や、お魚の瓶に入った「ペッシュヴィーノ」とかではなく、ボルドーを凌駕する「スーパータスカン(スーパートスカーナ)」が噂だけではなく、お店でもしばしば見られるようになったころ。
この号でもスーパータスカンに触れていますが、その際、イタリアの格付け制度についての説明も。
こんな感じ
スーパータスカンがイタリアの格付けピラミッドの最上位「DOCG」や次の「DOC」の枠から外れていることに続けて、「DOCG覚えよう!」ということで、「今年、ガヴィが加わり18銘柄となった」と18銘柄のリストが出ています。
これを見て、「え!」と思ったのは、ここ数年間でソムリエなどの試験を受けた人、でしょう。
そう、DOCGの数です。
この記事では18種類ですが、現在はイタリア語のwikiによれば、73種類。4倍以上にっています。
ちなみに2004年の記事では30種類という数字も出ていますから、まさに倍々ゲームでの増え方。
「18種類」ですと、元々名前だけは聞いたことがある「バローロ」とか「アスティ・スプマンテ」、「キャンティ」「ガヴィ」等で半分くらいはOK、なのですが、73種類ともなると、ほとんど初耳大会。
ほとんどお経の世界になってしまいます。
昨今の試験ではどのくらい覚えていることが要求されているのかは知りませんが、やはり無視する訳にはいかないでしょうから、今受ける人は大変ですね。感心しちゃいます。
「DOCG? ワシ達の若いころは丸覚えしたものだった」とか言うおじさんがいたら、この事実を教えてあげましょう。
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