【公式HPはこちら↑】
AKBは「秋葉原」、HKTは「博多」、ですが、
TDBは「高田馬場」ではありません。
そのTDBから先月末に公表されたのが、
こちら
2014年焼酎メーカー売上高ランキング by 帝国データバンク
です。
【昨年2014年の同ネタの記事はこちら】
そう、「TDB」というのは「帝国データバンク」のこと。
泣く子も黙る、倒産情報などで知られる信用調査機関です。
ランキング自体は、こんな感じ
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順位 前年 社名 主力ブランド名
1 1 霧島酒造(株) 黒霧島、白霧島、赤霧島、吉助
2 2 三和酒類(株) いいちこ
3 3 薩摩酒造(株) さつま白波、黒白波
4 4 雲海酒造(株) いいとも、雲海
5 5 二階堂酒造(有) 大分むぎ焼酎二階堂、吉四六
6 6 田酒造(株) 海童、薩摩富士
7 7 高橋酒造(株) 白岳、白岳しろ
8 8 本坊酒造(株) 桜島、石の蔵から
9 9 若松酒造(株) 薩摩一、わか松
10 10 美峰酒類(株) 上州むぎ焼酎
11 11 大口酒造(株) 伊佐錦、黒伊佐錦
12 12 神楽酒造(株) ひむかのくろうま、天照
13 14 小正醸造(株) さつま小鶴
14 13 長島研釀(有) さつま島美人
15 15 鷹正宗(株) ばっかい、ごりょんさん
16 18 (株)宮本店 キンミヤ焼酎
17 16 岩川釀造(株) ハイカラさんの焼酎、おやっとさあ
18 17 (株)都城酒造 あなたにひとめぼれ
19 19 札幌酒精工業(株) サッポロソフト、喜多里
20 20 老松酒造(株) 閻魔、田五作
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驚いたのは、上位20社の顔触れは昨年と全く同じで、1~12位までは順位までも前年と同じ、なのです。
「霧島」や「いいちこ」などは図抜けている分、順位変動もすぐにはないでしょうが、7位の白岳76億、8位本坊71億、9位若松70億、、、、、20位老松30億と、結構ひしめき合っている感じ。
ちなみに、TDBさんのまとめられたサマリーはこうなっています。
(自分なりに「ムムム」なところを太字にしました)
(1)2014 年(1 月期~12 月期)のランキング上位 50 社の売上高合計は、前年比 0.3%減の2853 億 700 万円と、3 年ぶりに前年を下回った。
(2)売上高トップは 3 年連続で霧島酒造(株)。2 位は前年と同じく三和酒類(株)で、上位10 社の順位に変動はなかった。
(3)増収企業は前年比 2 社減の 17 社。一方、減収企業は同 5 社増の 29 社、横ばいは同 3 社減の 4 社だった。
(4)損益が判明している 42 社のうち、黒字企業は前年比 4 社減の 38 社で、そのうち 1 億円以上の最終利益を計上した企業は同 2 社増の 16 社だった。赤字企業は同 1 社減の 4 社。
(5)県別企業数は、鹿児島県が 23 社(前年と同数)でトップ。以下、宮崎県 7 社(前年比 2社増)、大分県 4 社(前年と同数)、沖縄県 3 社(前年比 1 社減)と続いた。九州・沖縄地区に本社を置く企業数は前年と同じ 44 社だった。
増えている企業があれば、減っている企業ある中、個人的には、先年工場を増強した「三岳」が前年比10%(!)増の売上高22億円で、順位も27位から23位にランクアップしたこと。
ウチのビルの下のセブンイレブンにもたまに入っていますが、だよね、という感じです。
長期時系列(焼酎の売上高の推移)もありました。
※しかも、「焼酎売り上げ比率が 50%以上」という条件でランキングから外れた企業の影響を除外するなどの細かい調整までしている。
東日本大震災(2011年)やその後の影響を捨象して長い目で見ると、2008年をピークに減少傾向も、下げ止まりか?、と言えそうですね。
流通業界としては、右肩下がりよりもありがたい傾向です。
しかし、このような貴重なデータをドン!と無料公開するって、太っ腹だなぁ、TDB。
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