牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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一升瓶の出番です。 実録!鞴祭り(ふいごまつり)=ボイラー祭り

2016-11-09 12:19:20 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
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知っている人は知っているし、知らない人は知らない
(当たり前!)と思いますが、昨日11月8日は「鞴祭」の日。


読める人は読めるし、読めない人は読めない(くどい!)のですが、「ふいごまつり」です。



「デジタル大辞泉」によれば、

多く11月8日に、鍛冶屋(かじや)・鋳物師(いもじ)など、ふいごを使って仕事をする職人が、稲荷神または金屋子(かなやご)神を祭り、ふいごを清めて祝う行事。踏鞴(たたら)祭り。

とあります。


で、「ふいご」とともに火を使うという意味で派生したのでしょう、この日は「ボイラーデー」でもあります。

一般社団法人 日本ボイラ協会のホームページです。

ボイラーの安全を祈願して、昭和24年から毎年11月8日をボイラーデーとして主唱し、ボイラーの安全確保についての祈願祭の実施など全国的運動を展開しています。


ウチの以前の倉庫等跡の再開発ビルでも、25年くらい前の竣工当初から、ビル管理の安全を祈願して、欠かさず「鞴祭=ボイラー祭り」を行っており、昨日も神主さんをお迎えしてお祭りを致しました。

会場は、熱源室。




片隅に、会場が設えてあります。




献饌には、もちろんお酒




式次第に従って、お祭りは進みます。




総勢30人以上でしょうか、結構な人数です。
この一年間の無事を感謝し、向こう一年間の安全を祈願いたしました。




最後に、神酒拝戴。




お神酒は、もちろん白鷹(青松でした)




しかし毎年同じことを思うのですが、こういう時は「一升瓶」ですよね

東京を例にとってみると、ボイラーとかのありそうな、5,000m2以上(この区分はテキトーです)の建物は5,520件。
(「平成20年法人建物調査(都道府県編) 」による数。法人所有なので低めの数字)

これら建物で全部「鞴祭」をやって、そこに3本ずつ一升瓶がお供えされればそれだけで15,000本ですよ!

昔はそうだったんだろうなぁ。。。。。。


鞴祭りの皮算用、でした。




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