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とある試飲会で、試飲に使ったワイングラスを頂きました。
(試飲会でグラスをもらうなんで、個人的には珍しい経験です。ありがとうございます!)
で、頂いたのは、
こちら
見慣れた赤黒のシックな箱は、あのリーデル(RIEDEL)社、ですね。
グラスは手持ち部分が太くなっていて、ちょっと変わった形ですが、これがこのグラスの秘密?です。
ワインを「ちょっと」注いでみましょう。
ほら
そう、この手持ち部分にワインが入るのです。
試飲会の会場で聞いたところでは、この部分にちょうど20ml入るそうです。
(リーデル曰く、「750mlのレギュラーボトルから35杯分のワインがとれることになります」らしい。そりゃそうだけど)
で、きっちり20ml測って入れた後、グラスを真横にまで傾けることができるのも特徴。
これで、ワインが最大限空気に触れて、しかもワイングラスの中にこもるため、香りが良く分かる、というもの。
うーん、なかなか素晴らしい、けど、これって「分析すること」に特化していますね。
お客様目線も必要なソムリエさんとかよりも、さらに上流側、ワイナリーの技術者さんの勉強用?でしょうか。
(すいません、無知なもので良く分かりません。もしかしたらソムリエさんたちも皆これを懐に隠し持っているのかもしれませんが、、、)
売れているのかなぁ、とリーデルのホームページを見てみましたが、載っていませんでした。
amazonでは売っていて、「ヴィノム テイスティング・グラス 416/22」とありましたが、廃番ということなのでしょう。売れすぎたのでしょうか。
ついつい、amazonでのレビューを見てしまいました(悪い癖ですね)。
2つありましたよ。抜粋しましょう。
グラスを45度から60度も傾けてゆっくり回転させると、特別に訓練された人でなくても酒香の全体像を把握できる程に、十分な香りがグラスの中に充満します。
このような状態でも中身がこぼれる心配の無いところが、このグラスのデザインの肝です。
⇒まさに、リーデルの意図したところですね。表彰されますよ!
もう一つは、こちら。
手持ちの部分まで空洞になっていてそこまで液体が入り込んでしまいます。
さして見た目が良くなるわけでもないし、温まってしまうし、掃除が面倒といいことないです。
形状や大きさがとてもよかったために残念でした。
⇒このお方、テイスティング・グラスということを無視してのレビューですが、正直、同感しちゃいました。
研究所の備品として、試験管と一緒に置いておきましょう。
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