牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

世界最古で江戸の粋。正しい立ち飲みの方法。

2016-11-19 13:37:47 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】






新規事業?の企画を練るつもりの土曜日なのですが、結局平日にたまった資料等の整理、です。

「たまった」と言っても、自分でため込んだ資料や新聞の切り抜き等とかも結構あり、断捨離への道は何億光年の彼方。


そんな新聞の切り抜きの中に、こんなものがありました。



毎週木曜日(かな)、日経新聞の「Chat about の日本を語ろう」という、Chat(英語の対話)で日本の習慣などを紹介しよう、というコーナーです。


この回のテーマは「立ち飲み」。翌日の11月11日が「立ち飲みの日」に制定されている、というところから始まっていました。

11月11日は酉の市にお招きいただいた日ですね。

中国では「独身の日」としてネット通販などで買い物の日!的な盛り上がりを見せる日というのは知っていましたし、それにあやかって日本でもファミリーマートやソフトバンクなどが連携して「いい買い物の日」としているのも聞いたことがありますが、「立ち飲みの日」となっているのは知りませんでした。



この記事によれば、11/11はbecause "11-11" lookes like four people standing at a bar、つまり1-1-1-1四人が立ち飲みしている姿に似ているから、らしい。

で、この立ち飲みという習慣は「I've read that the practice dates back to the Edo period.」江戸時代にまでさかのぼる、と自慢?しています。


日本人からすれば、時代劇とかでよく見かけたりするので別に珍しくも偉くも何ともない気もしますが、同じような立ち飲みスタイルのイギリスのパブという言葉が出てきたのは1867年とか68年(日本の大政奉還の前後だったので覚えている)らしいので、江戸時代から続いている言うのは、世界で最も古い?のかもしれません。


ふーん。


記事の最後では、大阪の外国人観光客用のガイドにある、「code of conduct for tachinomi(立ち飲みのルール)」が紹介されていました。

「No」で始まる「べからず集」なのですが、3つありました。

”big groups” 大人数で来るな

”big baggage” でかい荷物は持ち込むな

に続き、 ”lingering” という単語が並んでいます。


あまり見ない単語ですが、「その場に残る」という意味。要は、「長居するな」ですね。


仰る通り。「大人数で一人二つのスーツケースを持ってきたグループが大騒ぎしながら2時間粘る」のは想像しただけでも鬱陶しいですよね(ごめんなさい)。


その点、、、

先日、大阪逢坂の帰りに新橋の立ち飲み屋さんに行ったのですが、その時は o - h - k - m と4人。


荷物(鞄)を持っていたのは自分だけでしたし、「雪の茅舎(ひやおろし)」をさくっと飲んで、30分くらいで長居もしませんでした。


正しい立ち飲み、でした。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑



【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする