牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ビールを輸入する責任、というもの

2016-11-06 12:52:57 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日も良いお天気でした。


朝のジョギングも、ちょっと行楽モードで麹町から永田町、山王日枝神社にお参りした後、ミッドタウンを抜けて青山方面へ。


向かった先は、


こちら

逆光でよく見えませんが、青山公園で開催されている「ドイツフェスティバル」です。


ドイツ・キャラも



ビールマニアなら是非とも!というイベントでもないのですが、お付き合いしているインポーターのJenaさんがブースを出すと聞き、顔を出してきました。


ちょうど社長のTさんもその場におられ、新しく輸入なさったビールをちょっと味見させて頂きながら、色々とお話を伺いました。




なんでも、今年で会社設立10周年ということでした。ウチとの付き合いは、飯田橋の駅ビルで出されていたブースに自分が立ち寄りお話させて頂いたのがご縁なのですが、「あれは創立後2年くらいですね、懐かしいなぁ」とおっしゃっていたので、もう8年です。短いようで長いです。



それはさておき、本題?の味見させて頂いた新しいビール、Waldschmidt Jakobi(ヴァルドシュミット・ヤコビ)というビールで、チェコとの国境近くにある、エシュルカムという人口3,000人ほど(写真では4,000人と書いてあった)の小さな村のビールだそうで、とても香りの高いヴァイスビアでした。




こういう小さい醸造所の場合、品質のコントロールも難しく、味の変化もどうなるかわからないことから、Jenaさんでは1年くらい様子を見て、これなら大丈夫!と確信が持ててから初めて輸入するそうです。


1年間様子を見る、というのは、簡単なようで、それなりに時間も労力もかかるし、結構大変なことですよ。


これがお酒(ここではビールですけど)を扱う責任、ということですね。


ただ、特に輸入モノの場合に顕著ですが、このようにしてあるインポーターさんが見出した商品が日本で売れ出すと、別のところが並行して輸入を始めるとか、大きな資本が輸入権自体をとってしまうとかもあります。
(市場原理と言ってしまえばそうですが、同じく経済学でいえばフリーライダー、タダ乗りですね)

それでも、ご自分が納得されるビールを、より良い状態で日本に持ち込むべく日々ご努力されているJenaさんには本当に頭が下がります。

いつもいつもありがとうございます。

そして10周年、おめでとうございます!!


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