牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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消毒用アルコールも製造には余力があるようです。で、あれば、物流にはお酒のルートを活用しては?

2020-03-06 17:34:04 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

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全国一律一斉休校で始まった一週間。


この間、相も変わらぬパフォーマンス狙いの「機動的」とか「躊躇ない」とかの「果断な行動」が、「専門家のご意見を伺って伺うことなく」色々と発信されました。

国民の不安も煽り立てられ、トイレットペーパーも売り切れるという事態にもなりましたが、メーカーや流通で「トイレットペーパーはある」というリアルな情報が出されるにつれ、トイレットペーパーに関しては少し状況が改善しているようですね。


その一方で、本当に厳しそうなのが、マスクと、アルコールなどの消毒液

グループ会社のビル管理会社も、マスクは備蓄があったものの、アルコールの調達には苦労していたようです。

そんな話を聞き、グループ会社として思ったのは、「あそこの会社、(飲用以外の)アルコールも造っていなかったっけ?」ということ。





そう、オエノンさんです。
ウチではしそ焼酎の「鍛高譚」などをお取り扱いしていますが、他にも「福徳長」という日本酒や、スーパーなどで売っているペットボトルの甲類焼酎「ビッグマン」など、蔵元さんというか、「総合アルコール飲料メーカー」という印象。

実際、上掲したように、(飲用以外の)アルコールも造っていると聞いたことがあります。


そこで、今回の新型コロナ関連でのニュースを検索してみると、東洋経済オンラインで言及されていました。


酒造大手のオエノンホールディングスにも、意外な需要が発生している。(略)
オエノンは傘下に工業用アルコールを生産する合同酒精を擁しており、グループ全体の売上高の約1割を占める。
それでも十分に出回っていない
工業用アルコールの1月、2月の販売量は前年比で約2倍に膨らんだ。オエノンの広報担当者は「消毒用アルコールに使う製剤会社からの引き合いが多い」と話す。
原料の製造能力には、まだ充分な余力がある。オエノンでは他社からの引き合い増を視野に、昨年10月に静岡県清水にアルコール蒸留設備を新設し、生産能力を2倍超に増強したばかり。
ただ、「輸送に使うタンクローリーや商品容器が不足しているのでは」
(広報担当者)と、消毒用アルコールが十分に市場に出回らない状況を歯がゆい思いで見つめる。



なるほど、輸送が問題ですか。
それでは、この際、工業用アルコールを消毒効果の高い70%くらいに希釈して、甲類焼酎のPETボトルに詰めてお酒のルートでばらまいたら良いのでは?とも思いますが、、、、。

その場合、酒税がかかっちゃうんでしょうか?。


いやいや、かなり早い段階で確定申告の締め切りを延期するというグッドジョブの国税庁さんですから、そんな野暮なことは言わないですよね!






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