きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

夜中の電話

2011-02-03 | 女だから思ったこと
夜中にG子から電話。

「T男に奥さんと別れて来いと言ってしまった」と言う。

「当然でしょ。」
「だって、まだ男と食事するなとか言うんだもん。」
「それで自分には家庭があると。」
「今日は家に帰らないと言ったんだよ。だから離婚しないなら帰れと言ったの。」
「いいんじゃない?」
「もう終わったよ。」
「それでいいんだよ。そんな恋続けててもしょうがないから。」
「またいい人探す。」
「まだ男をみつけたいのか?(笑)」
「ううん・・・勉強しなきゃ。」

G子は週末会えるかな?と言うので、いいよと言った。

T男は「俺が別れたら本当に付き合うんだな」と言うんだ、と言う。
「そんな脅し(?)に乗る事は無いよ、本当に別れたらまた考えれば。」と言った。

「そんな風に言うのは今までの女の中で私だけなんだって。」
「へぇ。」
「これで終わったんだよね。」
「G子がこの後揺るがなければね。それでいいんじゃないのかなぁ。続けても堂々巡りだし。」

じゃ、またね、と言って電話は切れた。

セルフィッシュ・ジーン(利己的遺伝子)

2011-02-03 | 息子keke
社長室のエアコンが動かなくて寒いと社長が言って、こちらの部屋でお茶を飲んでいたので、「うちの息子が学校を辞めたがってるんです」と言ってみた。

「それで何するのよ?」
「まだ分かりません。」
「幾つだっけ?」
「ハタチです。」
「期日を切って、まずはそれまでに決めさせることだよな。」
「そうですね。」

「今の若い奴は就職じゃなくて、就社だからな。会社に勤めたいわけ。だからみんな大きなトコに集まって、うちのようなトコは1年経ってやっとだろ、ROUが来たのが。」
「そうです。」
「だから、学校を出てなくなって、やる気があれば働く所はあるぜ。JALだの大きな会社だって潰れたりリストラしたりするし、小さな所だって真面目に仕事をしてれば、見てる奴は見てるんだよ。」
「・・・・」
「どの道、男は一生働かなきゃならないんだ。そこで働かない奴は最初からもう生きていけない奴なんだろ。それはしょうがないよな。」



私もそう思う。


kekeが「生きて行きたくない」というたびに、最初はなだめようとしたけれど、今は本当にそうなら最初から生きていくのが無理な子なのだ、と思うようになっている。
世間はどう思うか分からないけど、本人が死ぬより生きていくのが辛かったら、それはもう受け入れるしかないだろう。
ほんどだったら、死ぬほど生きていくのが辛いなんてあり得ないんだけど、それは私ら世代の古い考え方なのかもしれない。

突然訊いてしまったけど、訊いて良かった。


そう思えば働かず母の年金で暮らす元旦那は生きていけない奴なのだろうか。
(最近また携帯が繋がりだしたので、養育費どうしたんだ?と言うだけ言ってみた。)
それでも、奴は3人の子供を残したのである。自分の遺伝子を残すと言う生物の役目は充分果たしたと言える。
だから、遺伝子はきっともう満足して、後はどうでも良くなったのかもしれない。

それだけ、したたかな遺伝子だから、私ももしかしたら孫の顔が見れるかもしれない。


・・・・・なんて、そんな事はないか、あはは。


※セルフィッシュ・ジーンとは竹内久美子さんの著書にあった言葉。
生物の遺伝子は自分の遺伝子を次の世代に残すために、生物本体の本能を操って思い通りに動かすと言う説。