「持たない幸福論」/phaさん
図書館で「予約していた本が届きましたよ」と手渡された。いつ予約したかも忘れるほど何ヶ月も前だったと思われる。
何気なく手に取って読んだ。ただいま1/3ぐらい読んだところだろうか。
驚きの衝撃。目からウロコである。
何がかと言うと、息子kekeはこの本を読んで感化されたのではないかと思うほど、行動パターンが同じなのである。
そこでこの本の内容(まだ1/3までしか読んでいないが)要約してみよう。
●「安定した職を持って家族や子供をもつ」これは古い世代の価値観。今の若者でこれができるのは半分以下。そんな価値観から抜け出して、自分の好きな人生を歩んでみよう。
●必要なのは2つある。孤立せず誰か(あるいは社会)とつながりを持つことと、自分が何が好きか、何をしている時に幸せかを把握すること。
そして著者phaさんによると、仕事(社会)と自分の関係は4つのパターンがあるという。
1.仕事生活も満足、自分も満足(両方とも肯定)
2.仕事はやらなきゃならないが、自分は辛い(社会は肯定、自分は否定)
3.仕事もできないし、自分もダメ(社会も自分も否定)
4.仕事はしないが、自分は満足(社会は否定、自分は肯定)
1がベストな状態だが、現実にこの状態から落ちこぼれる2に移行する人が多い。そしてこの状態がしんどいから、みんな生きるのが辛いのだという。
本当なら2から1に戻れればいいのだが、それができない場合は、2→3→4とゆっくり戻ってみよう、自分に余裕ができれば、4から1に戻れるから、と言うのである。
そしてkekeのことを振り返ると、たしかに2のボロボロの時期があり、3の全てを拒絶して部屋にひきこもった時期もあり、そして今は4なのだろうか。(4の時期にぼぉ~っと考えることでまた社会に戻ろうと思えるとある)
ちなみにこのphaさんは京都大学を出て就職をしたが数年で辞め、今は価値観を改め自由に暮らしているようである。(この本の後半を読んでみると更に分かるのだろう)自分の年収は100万程度だと書いてあった。
仕事ばかりは自分を見失うが、ニートばかりでも孤立化してしまう。その中間辺り、仕事をしながら、ニートもする。それが一番理想的とまで書いてあった。まさに息子kekeの状態である。
kekeがその自覚の元に望んでこの状態を貫いているとしたら、新しい宗教にでもはまったかと思ってしまう。
ちなみにこれから読む第二章は「家族を作らない」という章だ。
さわり読んでみると、
・人間は遺伝子の運び屋ではじゃなくなった。
・遺伝子の代わりにミーム(自分の文化的芸術的作品や手法を誰かに伝える)を残す方法がある。
・これからは家族の代わりに「シェアハウス」
つまり「家族」「血縁」に囚われる考え方は古い、というのだろう。
またまた目からウロコ。。。。
でもたしかに今の時代の「結婚しましょう」「子供をふやしましょう」というお達しは、若者には余計なお世話だろう。若者は年金制度や社会制度を維持するために生まれてきたわけではない、と私が若者だったら思うだろう。そう思うと「こんな時代に自分を生んでくれて迷惑」というkekeの言い分も分かる気がする。
たしかに人はもっと自由でいいのかもしれない。
kekeは一人っ子なので、そのうち賃貸アパートを借りたくても保証人すら困るのではないかと案じていたが、その時代になれば、シェアハウスとか、また新しい解決法があるのかもしれない。
図書館で「予約していた本が届きましたよ」と手渡された。いつ予約したかも忘れるほど何ヶ月も前だったと思われる。
何気なく手に取って読んだ。ただいま1/3ぐらい読んだところだろうか。
驚きの衝撃。目からウロコである。
何がかと言うと、息子kekeはこの本を読んで感化されたのではないかと思うほど、行動パターンが同じなのである。
そこでこの本の内容(まだ1/3までしか読んでいないが)要約してみよう。
●「安定した職を持って家族や子供をもつ」これは古い世代の価値観。今の若者でこれができるのは半分以下。そんな価値観から抜け出して、自分の好きな人生を歩んでみよう。
●必要なのは2つある。孤立せず誰か(あるいは社会)とつながりを持つことと、自分が何が好きか、何をしている時に幸せかを把握すること。
そして著者phaさんによると、仕事(社会)と自分の関係は4つのパターンがあるという。
1.仕事生活も満足、自分も満足(両方とも肯定)
2.仕事はやらなきゃならないが、自分は辛い(社会は肯定、自分は否定)
3.仕事もできないし、自分もダメ(社会も自分も否定)
4.仕事はしないが、自分は満足(社会は否定、自分は肯定)
1がベストな状態だが、現実にこの状態から落ちこぼれる2に移行する人が多い。そしてこの状態がしんどいから、みんな生きるのが辛いのだという。
本当なら2から1に戻れればいいのだが、それができない場合は、2→3→4とゆっくり戻ってみよう、自分に余裕ができれば、4から1に戻れるから、と言うのである。
そしてkekeのことを振り返ると、たしかに2のボロボロの時期があり、3の全てを拒絶して部屋にひきこもった時期もあり、そして今は4なのだろうか。(4の時期にぼぉ~っと考えることでまた社会に戻ろうと思えるとある)
ちなみにこのphaさんは京都大学を出て就職をしたが数年で辞め、今は価値観を改め自由に暮らしているようである。(この本の後半を読んでみると更に分かるのだろう)自分の年収は100万程度だと書いてあった。
仕事ばかりは自分を見失うが、ニートばかりでも孤立化してしまう。その中間辺り、仕事をしながら、ニートもする。それが一番理想的とまで書いてあった。まさに息子kekeの状態である。
kekeがその自覚の元に望んでこの状態を貫いているとしたら、新しい宗教にでもはまったかと思ってしまう。
ちなみにこれから読む第二章は「家族を作らない」という章だ。
さわり読んでみると、
・人間は遺伝子の運び屋ではじゃなくなった。
・遺伝子の代わりにミーム(自分の文化的芸術的作品や手法を誰かに伝える)を残す方法がある。
・これからは家族の代わりに「シェアハウス」
つまり「家族」「血縁」に囚われる考え方は古い、というのだろう。
またまた目からウロコ。。。。
でもたしかに今の時代の「結婚しましょう」「子供をふやしましょう」というお達しは、若者には余計なお世話だろう。若者は年金制度や社会制度を維持するために生まれてきたわけではない、と私が若者だったら思うだろう。そう思うと「こんな時代に自分を生んでくれて迷惑」というkekeの言い分も分かる気がする。
たしかに人はもっと自由でいいのかもしれない。
kekeは一人っ子なので、そのうち賃貸アパートを借りたくても保証人すら困るのではないかと案じていたが、その時代になれば、シェアハウスとか、また新しい解決法があるのかもしれない。