(さて、今日もこれで帰ろうかな)と帰り支度をしていると秀クンが「sakeさん、イワタを駅まで乗せてってくれる?」と言うので喜んで送っていくことにした。
イワタ君とは、最近派遣できてくれる子である。秀クンはこの子がとても気に入っていて、「オレはもうひと踏ん張り仕事して帰るからね。」と言う。
さて、初めてイワタ君と話すことになり、年齢とか、「ここの前にどんな会社に派遣で行ったの?」みたいな話から、おっかなびっくり話をしてみると、イワタ君のうちも母子家庭だと言うのである。
お母さんはフリーターの仕事というので、(何か創作系のお仕事なのかしらん?)と思いながら訊いてみると、飲食店を2つ掛け持ちして自分と弟さんを育ててくれたと言うのである。
「それはすごい!私も息子が高校に入る頃、この仕事とチラシのポスティングを掛け持ったことがあるけど続かなかったの、お母さんすごいわ!」と私は言う。
イワタ君もはっきり言わなかったけれど、お母さんを助けたい気持ちなんだろうな~と想像した。お母さんはフリーターで大家さんと契約できず、イワタ君の名義でアパートを借りているそうである。(だから自分の口座で家賃を払っているんですと言う。)
この話を聞いて、「我が家は母子家庭です」と言うのが恥ずかしくなった。
それに比べたら・・私は温室のいつもと同じぬるま湯でグータラ働かせてもらっているようなカンジ・・・・。
あと数ヶ月でこの生活も20年になる。
改めて「20年」と言うと、長かったような気がする。
その先っちょの、kekeが小学生の頃のことは、もう霧のかなたのようなものだ。
でも振り返れば、そんなに辛い風当たりもなく、同じ仲間に囲まれて運よく仕事をさせてもらえた。
小さい時はぜんそくだったkekeもここに来てからはそんな事も無くなった。
いつも悲しい淋しい思っていたような気もするけれど、ずっと家族がいて幸せだった。
相田みつをさんの本に(お前さんの一番の望みはなんだい?あれもこれもじゃなくて、一番大切な一つだけだぞ)みたいな言葉があったと思う。あれを時々思い出す。
不満や愚痴は、大抵「あれもこれも」の方から出てくるような気がする。
一番大切なものは・・・既に持っているもの中にあるのではなかろうか。
今週、風邪をひいてしまったが、だんだん良くなってきた。
でもOMさんに移してしまうと悪いので、週末の野菜の店は中止にした。
イワタ君とは、最近派遣できてくれる子である。秀クンはこの子がとても気に入っていて、「オレはもうひと踏ん張り仕事して帰るからね。」と言う。
さて、初めてイワタ君と話すことになり、年齢とか、「ここの前にどんな会社に派遣で行ったの?」みたいな話から、おっかなびっくり話をしてみると、イワタ君のうちも母子家庭だと言うのである。
お母さんはフリーターの仕事というので、(何か創作系のお仕事なのかしらん?)と思いながら訊いてみると、飲食店を2つ掛け持ちして自分と弟さんを育ててくれたと言うのである。
「それはすごい!私も息子が高校に入る頃、この仕事とチラシのポスティングを掛け持ったことがあるけど続かなかったの、お母さんすごいわ!」と私は言う。
イワタ君もはっきり言わなかったけれど、お母さんを助けたい気持ちなんだろうな~と想像した。お母さんはフリーターで大家さんと契約できず、イワタ君の名義でアパートを借りているそうである。(だから自分の口座で家賃を払っているんですと言う。)
この話を聞いて、「我が家は母子家庭です」と言うのが恥ずかしくなった。
それに比べたら・・私は温室のいつもと同じぬるま湯でグータラ働かせてもらっているようなカンジ・・・・。
あと数ヶ月でこの生活も20年になる。
改めて「20年」と言うと、長かったような気がする。
その先っちょの、kekeが小学生の頃のことは、もう霧のかなたのようなものだ。
でも振り返れば、そんなに辛い風当たりもなく、同じ仲間に囲まれて運よく仕事をさせてもらえた。
小さい時はぜんそくだったkekeもここに来てからはそんな事も無くなった。
いつも悲しい淋しい思っていたような気もするけれど、ずっと家族がいて幸せだった。
相田みつをさんの本に(お前さんの一番の望みはなんだい?あれもこれもじゃなくて、一番大切な一つだけだぞ)みたいな言葉があったと思う。あれを時々思い出す。
不満や愚痴は、大抵「あれもこれも」の方から出てくるような気がする。
一番大切なものは・・・既に持っているもの中にあるのではなかろうか。
今週、風邪をひいてしまったが、だんだん良くなってきた。
でもOMさんに移してしまうと悪いので、週末の野菜の店は中止にした。