きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

平和のホロスコープ

2018-06-24 | 巷の話題
今日は朝から本を読んでボケボケしてしまった。

本は
・テレビ報道「嘘」のからくり/小川榮太郎さん著
・おい、マジか。池上彰の「ニュースを疑え!」/池上彰さん著

この二つを適当に代わる代わる読んで、まだどちらとも読み終わっていないがパラパラ見た感じである。

両方ともニュースを疑えというタイトルなのだが、内容は対極にある。
小川さんの方は国内のマスメディアがいかに自分達の考えに視聴者を誘導しているか・・という内容であり、池上さんの方はトランプさんがどれほどメチャクチャかという話から、アラブやEU(イギリスが脱退するしないの頃)の状況にまで及んでいる。

小川さんは安部さん派で、池上さんは安部さんが嫌いなのだと思う。そして代わる代わる読むと、お互いに自分の論調に都合の悪いことは書いてないのではないか?と思うのである。

だから何が真実で何が嘘なのかがますます分からなくなる。
でも私は前から「国益を考えれば意見って一つにまとまるのではないの~?」と思うのである。

おそらく日本人の中で戦争でどんどん敵地を乗っ取りましょうという人は今現在誰もいないであろう。戦争はしないに越したことはない。だがしかし、隣には日本の領土を狙っている国がある。その向こうには核兵器を生産している国がある。片ややってもやっても賠償が足りないと言うしかない国がある。

その認識を等しくして、「さぁこれからどう対応することがこの国を生かすためになるでしょう」と考えれば、意見はだんだんまとまるのではなかろうか。
今、右に左に意見が分かれるのは、↑この認識が揃ってないのではなかろうか。

そしてそれを正確に報道するのが新聞であり、TVであり、子供に教えるのが学校教育なはずなのが、それが真実を語っていない等と言われるから訳がわからなくなるのだ。

平和が大切。
しかしそのターゲットがどうして国内の政権ばかりで、国外の平和を乱す国々に目がいかないのか。北朝鮮が爆弾を日本海にボンボコ落としていることになぜプラカードを出して抗議をしないのか。。。それとも抗議していたのに報道されていないだけなの?

基地反対運動の中には日本人でない人も多い、あるいはお金をもらってやっている人が多いと噂されているが、それは本当なの???
池上さんがピシッとそこら辺の答えをくれたらいいのに。

池上さんはTVでも本でも「人の考えを鵜呑みにするのではなく、自分で調べて考えましょう」と言う人である。でもさ、読んで考えても誰の言っていることが本当なのか分からないのはどうすればいいの???


ということで「お腹すいた」と冷蔵庫を開けると、ケーキの箱がボン!と入っていた。

昨日kekeがどこかにで掛けて持って帰ってきたケーキらしい。
こっそり開けてみると、ここらでは有名なお店のケーキの箱である。そっと開けてみるとホールのチョコレートケーキが入っていた。

kekeが起きて来たので訊いてみると、やはり昨日もらったそうである。「ホールのケーキ食べきれるかしら?」と言うと、後で食べてみるという。

それから数時間後、再び家に帰って「あのケーキ(二人で)食べ切れそう?」と言うと、「もう要らない」と残ったケーキを持ってきた。

「甘過ぎた?」というと「ううん」と言い、「でも重い・・・」と言い「もういらない」と言う。

食べてみると甘さは控えめでおいしいのだが、箱を開けるとまだ3/4ホール残っていて、残りを全部食べるのはちょっと大変かも。。

このケーキをkekeにくれたのはどんな人なのだろう。
職場の男の上司がホールケーキを部下に買ってくるとは思えない。やっぱり女性のおばちゃんみたいな人なのだろうか。(若い女性がkekeにホールのケーキをプレゼントすることもちょっと思えない)

前にkekeの職場に私の2個上の女性がいると言っていたので、その人なのだろうか。同じように母子家庭で男の子を3人も育て上げた方らしい。kekeいわく「毎日洗濯も掃除もきちんとしてて、換気扇が壊れてもテキパキ直せる人」なのだそうである。
「お母さんと二人でチョコレートケーキ食べてね」と言って渡してくれたのだろうか。。。

きっと甘いものが好きでスリムな人なのだろうな。。。考えるとちょっと気がひけるが残り一人ではやっぱり食べきれないので、妹の所に持って行った。
(残り物なんて迷惑かな・・)と思いながらだったが、妹は「いいの?」と喜んでくれた。

「あの料亭のケーキだよね?」と言い「そうみたい、ほら箱の裏にもそう書いてあるから」と言って渡した。
今日は旦那さんが帰ってきているそうだ。

これから9時ごろ出てまた赴任地に帰るそうである。
「何時間掛かるの?」と言うと4時間かかるそうである。

妹は「就職先が見つかったの。」と言い、この前面接した所で採用された人が辞めてしまって自分が行くことになった、と言う。


つくづく妹は絵に描いたようなきれいな人生だなぁ~と思う。
夫婦仲も良く、子供にも恵まれ、子供達の部活や町内会の役も勤め上げ、二人が大学にあがると、今度は就職を見つけたという。
旦那も単身赴任だが、月に2回は帰ってきて、夜中にまた自分のアパートに戻るというなんて家族思いなのだろう。

本当に絵に描いたような人生も、私は知っている。
妹は星占いの、ホロスコープ上に「幸運の大三角形」という印を持っているのだ。それを持っている人は生まれながらに幸せな人生を保証されているそうである。(ちなみに私のホロスコープはT字スクエアという不幸マークを持っている)


さりとて生まれ変わったら妹と変わりたいかと言うと、何とも言えない。
私にそんな大役はできそうにない。

娘達の部活の世話とか、町内会とか、それ以前によき妻とか、父の介護とか・・・私には全てが妹のようにはできそうにない。所詮、プラプラしたフワフワした、頼りない訳の分からん女なのだ私は。掃除や洗濯も毎日できないし、換気扇が壊れてもkekeにどうしよう~と頼ってしまう人間なのだ。

さすがにお巡りさんに捕まることはしてこなかったが、あっちでもこっちでも人に親に妹に泣きつき迷惑をかけ、今日も食べきれないケーキを妹に押し付けてきた我が身である。どんな素晴らしい旦那がいても、妹のように世のため人のためには生きていなかっただろうし、きっといつか旦那から愛想をつかされただろう。

そう思うと、私は私でこの人生が自分にぴったりだ。
いい加減でだらしなくて、たまに適当に家のことをやってみたり、どこかに出かけてみたり、プラプラして好きな時に風呂に入ったりしている生活が・・・そうだからこうなったのか、こうなったから人生もいい加減になったのかは・・・・ビミョウ。。。。(でも後悔はしない。残り時間も限られているし。)


さて、夜は昨日の餃子の残りと、餃子の残りの種と野菜を煮たスープを食べようと思う。
それで適当に梅酒とつまむのが、今の幸せなのかな~・・・


今日は筑前煮とポテトサラダを作る。これで今週のお弁当は楽勝なはず。