いつもだったら遅くても6時には退社する社長が帰らなくて、6時30分まで会社に残っていた。
だから何となく帰りづらいまま私もnanuさんも秀クンも仕事をしているフリ(?)をしていた。
この前、社長が帰ってから、私達がさっさと帰るのを社長は見ていたのだ。自分が帰るとさっさと社員が帰ると思って、社長は帰る時間を延ばしたに違いない・・と私は思った。
でも帰ってしまえばこっちのもの。
私はさっさと制服を着替えて「もう帰りましょか」と思うと、nanuさんと秀クンは新しく買ってきた魚を見ている。(それは水槽に飼っている魚である。)
今まで水槽にはテトラが2匹居た。
もう他の魚は死に絶えてしまって、1年近くテトラが2匹泳いでいるだけだった。
その時にエサをあげているのも、たまにコケを掃除するのも私だけ。。。誰も彼もが興味をなくし振り向きもしなかった。(私は子供時代の自分がまさにそういう誰にも相手にされないテトラのようなタイプだったので、そう思うと余計愛しく、ひとりエサをあげていた・・適当にだが・・)
そしていよいよこの前客が来ることになり、秀クンに「この水槽、汚くてみっともない」という話をしたら、nanuさんと秀クンと新人の子で掃除してくれて、新しい魚をたくさん買ってきてくれたのでR。
秀クンにいたっては、今まで大型連休に魚にエサをあげに来たこともないくせに、日曜日にわざわざ魚が元気かどうか会社まで見に来たのだとか。。。。それで昨日は魚が1匹死んでるのをみるや大騒ぎだった。
テトラも新しくたくさん入って・・新人のテトラはまだ小さく、今まで居た2匹はお母さんとお父さんみたいないでたちである。このテトラが2匹だけだった頃は「どっちかが死んだら、もう1匹もがっかりしてすぐに死んでしまうに違いない」と思っていたので、私はホッとした。
そして今日は社長が帰ると、二人は水槽に向かい、何をしているのかと思いきや、エビが脱皮したという話をしているのである。
ここを見ろというのでメガネをあげて裸眼で見てみると、確かにエビの殻がそのまま沈んでいた。
そして二人はエビの数を数えて、「エビの数が減っている!」と言い出し、脱皮ではなくて食べられたのかと心配して、何度も何度もエビの数を数えていた。(その結果結局エビはまだその数のまま全員存在していることが分かった)
秀クンは「エビが脱皮する所をみたいなぁ」と言い、これだけいれば明日もまたどれかが脱皮するかもしれませんねと私は言った。
今回は熱帯魚に詳しいOROも一緒に買いに行ったそうなので、乱暴でよその魚を脅したり食べたりする魚は買ってこなかったようである。みんな平和に暮らしていて、何度見ても癒されるのだった。
そしてさすがにもう社長も待ってたりしないだろうという頃合で私達は帰ることにした。
「お疲れ~」「また明日~」と言いあいながら。。。
nanuさんは「今日はお昼に食べられなかったからササミカツを作る」そうで、と言うのはササミカツを食べる日にはサッカーが負けないからなのだそうである。
「この前もAさんと昼食べたら引き分けだった」と言う。
だから何となく帰りづらいまま私もnanuさんも秀クンも仕事をしているフリ(?)をしていた。
この前、社長が帰ってから、私達がさっさと帰るのを社長は見ていたのだ。自分が帰るとさっさと社員が帰ると思って、社長は帰る時間を延ばしたに違いない・・と私は思った。
でも帰ってしまえばこっちのもの。
私はさっさと制服を着替えて「もう帰りましょか」と思うと、nanuさんと秀クンは新しく買ってきた魚を見ている。(それは水槽に飼っている魚である。)
今まで水槽にはテトラが2匹居た。
もう他の魚は死に絶えてしまって、1年近くテトラが2匹泳いでいるだけだった。
その時にエサをあげているのも、たまにコケを掃除するのも私だけ。。。誰も彼もが興味をなくし振り向きもしなかった。(私は子供時代の自分がまさにそういう誰にも相手にされないテトラのようなタイプだったので、そう思うと余計愛しく、ひとりエサをあげていた・・適当にだが・・)
そしていよいよこの前客が来ることになり、秀クンに「この水槽、汚くてみっともない」という話をしたら、nanuさんと秀クンと新人の子で掃除してくれて、新しい魚をたくさん買ってきてくれたのでR。
秀クンにいたっては、今まで大型連休に魚にエサをあげに来たこともないくせに、日曜日にわざわざ魚が元気かどうか会社まで見に来たのだとか。。。。それで昨日は魚が1匹死んでるのをみるや大騒ぎだった。
テトラも新しくたくさん入って・・新人のテトラはまだ小さく、今まで居た2匹はお母さんとお父さんみたいないでたちである。このテトラが2匹だけだった頃は「どっちかが死んだら、もう1匹もがっかりしてすぐに死んでしまうに違いない」と思っていたので、私はホッとした。
そして今日は社長が帰ると、二人は水槽に向かい、何をしているのかと思いきや、エビが脱皮したという話をしているのである。
ここを見ろというのでメガネをあげて裸眼で見てみると、確かにエビの殻がそのまま沈んでいた。
そして二人はエビの数を数えて、「エビの数が減っている!」と言い出し、脱皮ではなくて食べられたのかと心配して、何度も何度もエビの数を数えていた。(その結果結局エビはまだその数のまま全員存在していることが分かった)
秀クンは「エビが脱皮する所をみたいなぁ」と言い、これだけいれば明日もまたどれかが脱皮するかもしれませんねと私は言った。
今回は熱帯魚に詳しいOROも一緒に買いに行ったそうなので、乱暴でよその魚を脅したり食べたりする魚は買ってこなかったようである。みんな平和に暮らしていて、何度見ても癒されるのだった。
そしてさすがにもう社長も待ってたりしないだろうという頃合で私達は帰ることにした。
「お疲れ~」「また明日~」と言いあいながら。。。
nanuさんは「今日はお昼に食べられなかったからササミカツを作る」そうで、と言うのはササミカツを食べる日にはサッカーが負けないからなのだそうである。
「この前もAさんと昼食べたら引き分けだった」と言う。