八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

熱戦!

2008年08月03日 21時55分49秒 | プロ野球・高校野球
甲子園の二日目です。我が地区の代表日大鶴ケ丘は大敗で姿消しましたが、今日も熱戦が繰り広げられました。午前中は練習があったため、第三試合からのTV観戦でしたが、二試合とも大変な熱戦でした。
 
まず第三試合は、奈良の強豪智弁対近江でした。智弁の投手は130㌔台ですが、制球がいい投手です。対する近江は、県予選で猛打を振るい、半分以上が5割以上という強打線です。中でも、3番を打った上田選手は、今大会の注目選手で、中田翔のようにブンブン振り回すことなく、どんなボールにも対応できるタイプです。その特徴通り、スライダーをうまく左翼席へ運んで近江が先制しましたが、その後しぶとく智弁が逆転しました。そして、5対2で迎えた9回、近江が粘りを見せ、ピッチャー直撃のヒットや、上田のタイムリー、押し出しで5対4まで追い上げ、、なおも逆転のチャンスを作りましたが、最後は智弁の投手の気迫の投球に屈しました。しかし、上田選手の今後が楽しみです。
 
第四試合は、これまた注目の好投手近田を擁する強豪報徳学園対新潟県央工業でした。近田投手は、シニア時代から全国大会、世界大会で活躍し、数多くの高校から声がかかった野球エリートだということです。対する新潟県央工業は初出場で、新潟県は野球が強い土地柄でもないので、試合前息子に「今日は報徳が楽勝だな」なんて言っていましたが、私の目はまったく節穴でした。野球エリート達と普通の高校球児達がまったく互角、いえ、途中まではエリート達を上回る熱戦を見せてくれました。二枚看板の好投手を擁するという実力もさることながら、選手たちがエリートたちにまったく臆することなく自然体で戦っていたことに感心しました。散ドラ諸君にも見習ってほしいところです。近田投手は、急速は140㌔ほどですが、変化球も制球もいい本格左腕でしたが、スクイズや食らいつくバッティングで2点をあげ、投げては小柄なエースがテンポよく球を投げ込み、4回まで無安打に抑えました。しかし、新潟県央工のエースの球が高めに浮き始めた6回、一死二塁でもう一人のエースにスイッチしました。解説者は自分ならこのまま投げさせると言っていましたが、これがこのチームの戦い方なのでしょう。しかし、結果的には、これが裏目に出て出会い頭のようなツーランを浴びて一気に同点に追い付かれてしまいました。報徳近田投手は、それまで少し落ち着きがなかったり、いらだったようなところも見えましたが、同点に追い付いてからは見違えるように自信あふれるピッチングになり、次々に三振を奪っていきました。リズムとは恐ろしいものです。新潟県央工の投手もその一発以降は立ち直りましたが、流れを引き戻すには至らず、9回裏四番打者にホームランを打たれ、サヨナラ負けとなりました。しかし、甲子園は準々決勝が一番面白いと言われますが、一回戦から息詰まる熱戦が見られて、ラッキーでした。今後にも期待です。

コメント
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