八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

やったあー!北京オリンピック・ソフトボール、金メダル!

2008年08月21日 23時41分59秒 | スポーツ
やりましたね!ソフトボールチームが金メダルを獲得しました。残念ながら、残業でライブで観戦は出来ませんでしたが、あっぱれな偉業達成です。昨日の(負けチームが)3位(となる)決定戦は観戦しましたが、この一戦も延長12回ですか、薄氷を踏むような勝利でした。7回二死から同点ホームランを打たれたりという詰めの甘い面もありましたし、延長に入ってからは二塁のランナーを置いてのタイブレークで勝ち越しを許したものの、裏ラッキーなヒットで同点に追い付くという幸運もありました。しかし、昨日今日の戦いでの立役者は、何といっても世界最速の上野投手です。昨日、朝の米国戦と夜のオーストラリア戦を一人で300球以上投げ抜き、しかも今日の米国戦に再度登板し、堂々の完投勝利です。
 
もちろん、予選リーグで極力上野を温存するため頑張った他の投手陣や、堅い守りを見せた野手陣も立派です。しかし、今大会はまさしく上野のための大会であり、彼女なしには金メダルはあり得なかったでしょう。ソフトボールが正式種目になって以来、期待されながらも銀メダルが最高だった日本チームの弱点は何といってもパワー不足です。今大会を見ていても、体格差は歴然としています。野球の場合は、それを補うためのスモールベースボールという技術を活かす余地がありますが、ソフトボールの場合、フィールド自体が「スモール」ですから、技術があってもその差が見えづらいという面があります。そこを突破するのは、やはりずば抜けた何かが必要ですが、今回はそれが上野投手でした。上野は、前回アテネ大会でも世界最速の称号を手にしていましたが、ここぞで踏ん張りきることが出来ませんでした。
 
その上野投手が今大会にかける意気込みは推して知るべしですし、ソフトボールがオリンピックの正式種目から外れることが決定したとあっては猶更でしょう。この最後の大会で、上野投手という不世出の天才が輝いて金メダルを獲得したことは、記録にも記憶にも残る歴史的な勝利です。解説を務めていた宇津木前監督も、解説者というより始終母親のような応援ぶりで、この勝利は言葉に表せないものでしょう。今ひとつピリッとしない野球チームも、このソフトボールチームの気迫を見習い、金メダルを目指してほしいものです。「プロ」ですからね。

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