失敗してもいいから思い切ってやってくださいと書きましたが、試合そのものは、みんな粘ったり、打球に食らいついていくことが出来て、学ぶことが出来ないような失敗もなく、いい試合ができたと思います。しかし、これだけ点差が開いたのは、4回に疲れが出て自滅したことが直接的な原因ですが、根本的には「考えた」「いやらしい」野球をやられたということです。
相手チームが15盗塁したのに対し、散ドラは4盗塁です。もちろん、出塁数も違うのですが、次の塁をうかがう姿勢と技術が違います。やはり強いチームは、守備や打撃に加えて、走塁も優れています。散ドラは、6年生も含めて、まずは第一リードが少なすぎです。そして、第二リードのゴー・バックも不十分です。
第一リードが少ないのは、自分の足で戻れる距離を知らないことと、けん制(投手の足)への注意が不十分だということです。自分が戻れる距離をおぼえ、相手投手の足に注意しよう。第二リードのゴーが不十分なのは、盗塁のスタートが遅いのと同じです。盗塁は、足の速さ以上にスタートが重要だと言われています。ところが、散ドラ諸君は、相手投手がモーションに入って投げるまでの中間くらいのタイミングでスタートを切っていますが、これでは盗塁は出来ません。一塁けん制の場合は、右投手ならほぼ100%プレートをはずします。逆に言うと、左足を上げた瞬間にスタートを切っていいのです。十分なリードをとり、このタイミングでスタートを切れれば、よほどクイックモーションがうまい投手か肩の強い捕手でなければ、盗塁は出来るということです。二塁走者の場合は、足を上げてからもクルッと回転してのけん制もあるので、一塁とはちょっと違いますが、小学生では難しいけん制ですから、相手投手を観察していればそういうけん制をするかどうか分かると思います。
守りは野球の基本ですが、打撃は水ものというように、いい投手を相手にすればそう簡単に打てません。だから、そういう時の戦い方として、走塁も非常に重要になるのです。
相手チームが15盗塁したのに対し、散ドラは4盗塁です。もちろん、出塁数も違うのですが、次の塁をうかがう姿勢と技術が違います。やはり強いチームは、守備や打撃に加えて、走塁も優れています。散ドラは、6年生も含めて、まずは第一リードが少なすぎです。そして、第二リードのゴー・バックも不十分です。
第一リードが少ないのは、自分の足で戻れる距離を知らないことと、けん制(投手の足)への注意が不十分だということです。自分が戻れる距離をおぼえ、相手投手の足に注意しよう。第二リードのゴーが不十分なのは、盗塁のスタートが遅いのと同じです。盗塁は、足の速さ以上にスタートが重要だと言われています。ところが、散ドラ諸君は、相手投手がモーションに入って投げるまでの中間くらいのタイミングでスタートを切っていますが、これでは盗塁は出来ません。一塁けん制の場合は、右投手ならほぼ100%プレートをはずします。逆に言うと、左足を上げた瞬間にスタートを切っていいのです。十分なリードをとり、このタイミングでスタートを切れれば、よほどクイックモーションがうまい投手か肩の強い捕手でなければ、盗塁は出来るということです。二塁走者の場合は、足を上げてからもクルッと回転してのけん制もあるので、一塁とはちょっと違いますが、小学生では難しいけん制ですから、相手投手を観察していればそういうけん制をするかどうか分かると思います。
守りは野球の基本ですが、打撃は水ものというように、いい投手を相手にすればそう簡単に打てません。だから、そういう時の戦い方として、走塁も非常に重要になるのです。