北京オリンピックの本格的な競技開始の初日。金メダルを(絶対にとってほしいの気持ちも含めて)絶対視されていた谷亮子選手がまさかの敗戦です。勝つことが宿命づけられて柔道チームは、初日の結果が連鎖しやすいので、谷で勝って勢いをつけるシナリオだったチームにとって、痛すぎる敗戦です。また、オリンピック二連覇、世界選手権六連覇の谷は、日本代表の顔とも言える存在ですので、日本代表全体の士気に影響しなければいいのですが…。
今大会の谷選手の表情は非常に硬かったように思います。金メダルを期待されたオリンピックで二度の敗戦を経験した谷は、プレッシャーを感じているというよりは、自分自身の力の衰えを感じている中で絶対に勝つためにはどうすればいいかを考えているがゆえの表情の硬さのように思いました。昨年の世界選手権でもきれいな一本勝ちではなく、ポイントを見ながら勝ちにいく柔道をしていましたし、今日も同じでした。こうした戦い方が災いした面もあると思いますが、それにしても今日の敗戦は、消化不良というか、納得のいかないものでした。双方組み手がとれず、なかなか攻め手がないため、双方に反則をとられ、延長に入るかと思われた試合終了直前、谷だけに反則が与えられました。判官贔屓ではなく、どちらも攻め手はなく、谷だけに反則が与えられるのは納得がいきません。ここ数年世界で負けたことがなく、間違いなく世界一の実力者である谷が、相手の攻撃を恐れて「一方的に」消極的戦いをするはずがないのです。しかも、勝負の白黒をつけるために延長戦も用意されているのに、世界一を決める大会で、このような「主観」で勝負を決してしまうなんて、あまりにも馬鹿げています。それも、これも、国際スポーツ政治における日本の政治力のなさのせいですが、こんな無様な柔道を見ているくらいなら、いっそのことオリンピックから柔道がなくなってくれた方がいいくらいです。それくらい悔しい敗戦でした。
野球の日本代表も、若手中心のパ・リーグ選抜にもたつき、セ・リーグ選抜に大敗し、暗雲が漂います。これをすきっと吹き払うパワーを持つのは、今のところ北島康介くらいしか思い浮かびません。ここのところ元気のない日本ですから、何とかカツを入れてほしいものです。
今大会の谷選手の表情は非常に硬かったように思います。金メダルを期待されたオリンピックで二度の敗戦を経験した谷は、プレッシャーを感じているというよりは、自分自身の力の衰えを感じている中で絶対に勝つためにはどうすればいいかを考えているがゆえの表情の硬さのように思いました。昨年の世界選手権でもきれいな一本勝ちではなく、ポイントを見ながら勝ちにいく柔道をしていましたし、今日も同じでした。こうした戦い方が災いした面もあると思いますが、それにしても今日の敗戦は、消化不良というか、納得のいかないものでした。双方組み手がとれず、なかなか攻め手がないため、双方に反則をとられ、延長に入るかと思われた試合終了直前、谷だけに反則が与えられました。判官贔屓ではなく、どちらも攻め手はなく、谷だけに反則が与えられるのは納得がいきません。ここ数年世界で負けたことがなく、間違いなく世界一の実力者である谷が、相手の攻撃を恐れて「一方的に」消極的戦いをするはずがないのです。しかも、勝負の白黒をつけるために延長戦も用意されているのに、世界一を決める大会で、このような「主観」で勝負を決してしまうなんて、あまりにも馬鹿げています。それも、これも、国際スポーツ政治における日本の政治力のなさのせいですが、こんな無様な柔道を見ているくらいなら、いっそのことオリンピックから柔道がなくなってくれた方がいいくらいです。それくらい悔しい敗戦でした。
野球の日本代表も、若手中心のパ・リーグ選抜にもたつき、セ・リーグ選抜に大敗し、暗雲が漂います。これをすきっと吹き払うパワーを持つのは、今のところ北島康介くらいしか思い浮かびません。ここのところ元気のない日本ですから、何とかカツを入れてほしいものです。