最近、ニューヨーク・タイムスに「松井秀喜が今シーズンどんなに活躍しても来期の契約はない」と書かれました。「どんなに活躍しても」という前置きがありますが、一昨年から膝の調子が思わしくなく、とても絶好調とは言えないだけに、余計に信憑性があります。過去6年間で、左手を骨折した年と左ひざを手術した昨年以外は100打点以上マークするなど、勝負強く、チーム優先のプレーをしてきた松井選手にして、こうした扱いです。やはりメジャーリーグは厳しい世界です。生え抜きのスター選手ジーターや強打のポサダ、薬物使用を認めながらもメジャーのスーパースターであるA・ロッドなど、ベテランになりつつある有力選手を抱え、松井にDHのポストを空けておくことは出来ないということのようです。
日本から連続試合出場を続け、鉄人の記録を追っていた松井は、メジャーリーグの過酷な日程で長年の疲労が蓄積したことは否めません。ケガで連続試合出場が途切れた時はほっとしたように見えました。通常メジャーの有力選手は定期的に休みますが、松井やイチローはそうしたことがなく、プレーも手を抜かないので、なおのこと大変ですね。
しかし、松井選手の信条は自分がコントロール出来ることに集中するということですから、チームが自分と契約する気があるのかないのかなど、自分がコントロール出来ないことには気をとられず自分のプレーに集中するでしょう。しかし、まだ34歳の松井選手がケガを気にしながらプレーしなければいけないというのは気の毒です。日本で自分のレギュラーの座を心配することなくやっていれば、王さんの記録はともかく、野村監督の記録には手が届いたのではないかという大砲が記録ではなく、ケガと勝負しているのは痛々しい限りです。しかし、松井選手自身は、自分自身が選択した自分の道ですから、後悔することはないのでしょうけどね。どんな選択するにせよ、まだまだ頑張ってほしいです!
今日は、中央線沿いに高尾方面に町田街道まで走り、万葉通りを走ってきました。
4.7km 25分39秒