ジョギングをするようになって改めて感じたことがあります。自転車のマナーです。言うまでもないことですが、自転車は道路交通法上の軽車両であり、基本的には「車道を走り、歩道を走る場合は歩行者の妨げにならないようにする」ルールがあります。
しかし、この言うまでもないことを知らないか、知ってて無視するか、守らない人がほとんどです。百歩千歩譲って我が物顔で歩道を走るのは許すとしても、少なくとも歩行者がいる時だけは気をつけてほしいものです。しかし、ルールを守れない(知らない)人にマナーを守ってほしいと思っても無理な相談ですね。順序が逆でした。無謀運転の自転車にひかれかけたことが何度かありますが、彼(彼女)らは、歩行者が目に入っても、自分からよけようという気はまったくなく、わざと引こうとしているのではないという殺気すら感じます。自転車の場合、ルールがあっても、その危険性の認識が一般的でなく、免許もなく気軽に乗れ、しかも、道交法に違反していても検挙されることはないことから、こうした状況が改善されないのだと思います。
自転車の安全運転も、本来はマナー(=社会規範)としてなされることが望ましいわけですが、もはや自然にそうなることは期待できないので、ルール(ルールの周知)を強化するしかないですね。自転車は危険なものだという教育を徹底するとか、免許ほど大げさなものでなくても届け出制にするとか、悪質な違反は指導・検挙するなどの措置が必要です。しかし、こうしたルールに頼らざるを得ない世の中も残念です。
少年野球では挨拶をはじめとするマナーを身につけることも大きな目的としています。こうしたことを通して、少しでも社会規範が良くすることに貢献したいものです。しかし、挨拶など単なる形だけを身につけても本当のマナーにはなりません。「周囲の人に感謝する気持ち」「相手を思いやる気持ち」「自分の行動に責任を持つこと」などその意味をしっかり身につけるようにしたいですね(正直なところ今のところは言われたからやる、そうでない時は???な散ドラ諸君ですが、しっかりと本当のマナーを身に付けよう!)。
今日のジョグ
今日は小雨でお休みでした。