公職選挙法に注意!
いよいよというか、漸く衆議院議員選挙の公示日を迎え、選挙選に突入しましたが、やや中だるみ感はぬぐえません。話は変わりますが、公示後はネット上で特定の政党の支持や批判を行うことが出来ないそうです。また、政党のHPでも中身は同じでも「マニュフェスト」としての掲出は出来ず、「政策集」などなら可なんだそうです。何ともおかしな話ですが、法律の主旨として禁止というより、細かい禁止事項を定めた公職選挙法が、新しい媒体であるネットに対応出来ていないためだそうです。
特定の政党を支持するわけではありません!
これまで選挙について何度か書いてきましたが、今までのような調子で書いていたら、公職選挙法違反となるのかもしれません(そんなことで検挙されるとは思えませんが…)。しかし、私自身は特別な政治的立場やイデオロギーに興味はありません。だからと言って、政治的関心がないわけではなく、むしろ関心は高いと思います。ただ、いつも決まった特定の立場に立つわけではないというだけです。自由主義ですべてがうまくいくわけではありませんし、民主主義にだって欠点はあります。共産主義も概念としては良い点はあっても、実践としては世界的にうまくいっていません。つまり、特定の主義やイデオロギーがすべてを解決するわけではないのです。現実社会で働き、生活する者にとっては、当たり前の感覚ですよね。
平時と非常時では、必要な人も、考える真剣さも違う…
戦後の焼け野原から立ち上がった時には、政治家も国を守る覚悟が必要だったでしょうし、「官僚たちの夏」のように官僚が本当に国を背負って立つような気概を持って働いていたことでしょう。しかし、高度成長の波に乗ってからは、ほどほどの官僚と政治家でも国民生活に支障はなく、国民も文句は言いながらも、実害がなければそれを消極的に容認してきたのでしょう。バブル崩壊後はいよいよそれでは国がもたないという状況になっていたと思いますし、しかも官僚、政治家の不祥事は数知れず噴き出してきたにもかかわらず、何と15年以上経ってしまった…というのが実感です。日本国民というのは、本当に辛抱強いと思いますね。
漸く始った選挙戦に国民がどんな結果を出すのか分かりませんが、またまた辛抱するつもりだとしたら、それはそれですごいかもしれません…。
今日のジョグ
5km 28分00秒