八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

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2009年08月30日 21時50分38秒 | 管理人のこと、雑感

予想されていたこととはいえ、改めて目の当たりにすると、すごいことになっています。

 

小泉政権時代の構造改革が自民党の逆風になったかというとそういうことではないと思います。小泉政権の政策がすべて良しとは言いませんが、今までのやり方ではダメだ、変えなければならないという方向性は正しく、国民もそれをある程度支持していたのだと思います。自民党の中の反小泉勢力は、地方が疲弊したとして小泉政権時代の施策を否定しましたが、昔みたいに公共事業を増やすやり方でいいのかと言うと、決してそんなことはないと国民も気づいているのだと思います。カンフル剤として人が少ない地方に箱もの、道路などの公共事業を増やしても孫子の代に負担を残すだけです。問題は、今回の選挙戦で首長連合が話題となりましたが、地方への権限・財源の移譲など、地方が自ら活性化するための方策を推し進められなかったからです。そうした根本論に手を付けず、小泉政権が獲得した296議席(民意)を背景にしながら、小泉政権の政策が悪い、悪いと平気で言いだす人たち(自民党)を信用できないというのは、素朴な感情だと思います。

 

その後の、路線の定まらない中での政権投げ出しも自民への不支持の要因として、大きかったと思いますが、投げ出し自体も全ての原因ではないでしょう。佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎という数少ない例外を除けば、日本の総理大臣は長くやりたいと思っても、せいぜい2年で交代するのが普通でした。それはそれでどうかと思いますが、それくらい政権獲得のエネルギーがすさまじく、多士済々だったのが自民党だったわけです。

 

ところが、小泉後は、大本命・長期政権視された安倍晋三が、国民が国に対して強い不安を抱くようなやめ方とし、後を引き取る人がおらず、父と違ってまったく欲がなかった福田康夫が引き継いだものの、衆参のねじれで行き詰るとあまりに人の好すぎる身の引き方をし、巡り巡って、よりによって、首相の座が欲しくて欲しくて仕方がなかっただけの麻生太郎がついにその座についてしまいました。これも本質的な原因ではないでしょうが、今回の大地殻変動のトリガーになったのは確かです。

 

最大の原因は、首相になることが目的だった麻生太郎に政権を任せるしかなかった自民党、もしくは自民党的なるものに国民が愛想を尽かしたことです。麻生太郎より有能な政治家は自民党にもたくさんいます。しかし、瀕死の重傷になりながら、それを前面に押し出すことができなかったのです。これはもうだめだと国民が見限ったということです。小泉さんがすべていいとは言いませんが、郵政民営化を政治家としての信念として、ずっと貫き通しブレはありませんでした(変人とは言われましたが)。一方、麻生さんは首相としてあの手を額にかざしての格好つけの挨拶がしたいだけではないかというくらい、政治家としての理念は見えませんでした(おまけに、まったく恥ずかしいくらいの知性のなさ、失言の数々…)。それが、CMや演説では平気な顔して「私たちにお任せください。」「責任を持ちます。」と言い放っているのです。私は特定の支持政党はありませんが、今のような難しい時代に、こんな能天気なおじさんに政権は任せられないというのが、正直な感想です。また、そうしたおじさんを大多数の支持で、選挙の顔として選んでしまう自民党が信じられないというのが今回の結果の最大の原因でしょう。

 

しかし、こうしたことも、つい先日の東京都議会議員選挙のときまでは真剣に認識されていませんでした。それは自民党だけでなく、民主党にもです(民主党も風がこれだけすさまじいものだったら、もっと準備が進み、後半自民党につけいられることもなかったと思います)。これまでの例で言えば、40日間という長い選挙戦(による中だるみ)、報道によるアナウンス効果によって揺り戻しがありましたが、今回はブレがありませんでした。さすがに民主党も、この結果に浮かれているだけではいられないと思います。それが、55年体制以降の最初の政権交代だった1993年との違いだと思います。国民が確信をもって政権交代を実現した今回の政権では、本当に政策の結果が問われます。しっかりした政治をしてもらいたいものです。関心を失うことはありませんが、安心して野球のことばかり語れる世の中にしてもらいたいものです。

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八王子アパッチ・レポート

2009年08月30日 16時47分21秒 | 散ドラの試合について

残念ながら、今日は散ドラのビートルズSC戦は流れてしまいましたが、残りのもう一試合の相手である八王子アパッチ戦の塁審をしたので、そのレポートをお送りします。アパッチさんは、散ドラの前の試合などでも見たこともありますが、その時の印象とあまり変わっていません。

 

試合経過

試合経過は、初回裏にアパッチが1点先制、2回表に台町が1点を返し、3回裏にアパッチがまた1点を入れて逆転と、ここまでは1対2といい試合です。しかし、4回裏にアパッチが9点を入れた時点で4回10点差の規定によりコールドゲームとなりました。

 

守りは

アパッチの投手は、長身で肩で投げるようなタイプで球は速いです。しかし、残念ながらコントロールはイマイチです。たびたび3ボールまでいきましたが、台町の打者のボール打ち(振り)に助けられ、四球は1個くらいでした。台町の打者は高めのボール球を振ってしまっていました。プロでも速球投手の高めには手を出してしまいがちですが、高めのボール球に手を出さないことが絶対条件になります。

台町は三振が多かったので、アパッチの守備機会はあまりなかったのでよく分かりませんが、台町に与えた1点は、守備の乱れからでした。キャッチャーはそこそこの送球を投げますが、一塁へのとんでもないけん制悪送球を投げ、これで走者が三塁まで進塁し、暴投でホームインされました。

 

攻撃は

攻撃も台町投手の遅い球にタイミングが合わず、ほとんど内野ゴロばかりでした。4回の大量得点は、死四球を足がかりに繰り出したバント攻撃に、台町守備陣が対応出来ずにミスをしてくれたおかげです(お手玉、悪送球、捕球ミスなど)。それまではいい試合だったのに、4回裏は一死もとれずにコールドまで行ってしまいました。

 

で…

散ドラとはいい勝負だということです。球に勢いがあっても必ずしもいつも制御できず、自分のスイングが出来ておらず遅い球の投手にタイミングが合わせられないという点は、散ドラ諸君もまったく同じです。

そういう意味で、残る2試合のビートルズ戦、アパッチ戦とも、雨で流れてしまいましたが、散ドラ諸君の真価が問われるいい相手です。今朝も言いましたが、夏休みボケから早く覚めて、しっかり準備をして残り2試合に全力を注いでください!

ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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最悪のパターン…

2009年08月30日 13時07分09秒 | 散ドラの試合について

もちろん試合結果ではなく、今日の天気です…。他チームの審判だけやって、自分のチームが中止になるという、前に書いたような結果になってしまいました。そして、もっと最悪なのは、13時現在、散田町は雨は止み、薄日が射していることです。現時点で大雨なら諦めもつきますが、未練が残ります。今日は6時にはクロの散歩に行き、7時には投票を済ませ、万全の態勢で臨んだだけに残念ですっ!

 

とはいえ、あの時点での中止の判断は仕方がなかったと思います。第二試合も何とか3回までやって試合を成立させるだけかという位の降り方でしたからね。気温も低く、強行して風邪でもひかせたら、それこそ問題ですからね

 

悔しいので、走りに行ってきます

 

今日のジョグ

ということで走り始めると、高尾駅の辺りでポツポツと雨が降り始めました。まったく、人のことをおちょくっているのかというふざけた天気です(まあ、空に喧嘩を売っても勝てるわけはありませんが…)。結局、ちょうど散ドラの予定試合時間の間くらいだけ雨が止んでいたことになります。かえすがえす残念です。

 8.9km  50分09秒

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