野球ファンのみならず全国民の夏の風物詩となっている「夏の甲子園」が開幕しました。今年も短く、熱い夏が始まります。
健康福祉大高崎 7 対 6 今治西
散ドラの練習から帰ると、既に終盤9回で、健大高崎が勝利しました。今も両親が住む田舎ではありますが、私がいた時は女子高で名前も違っていたため、今イチ感情移入が出来ないんですよね。
金沢 4 対 0 伊勢工
金沢の釜田投手のことは知りませんでしたが、140km超の速球を投げる好投手でした。見事な完封で、この後が楽しみです。
日南学園 4 対 5 聖光学院
1回戦注目のカードですが、予想通りの競り合いになりました。序盤から聖光のドクターK・歳内投手はバタバタと三振をとりましたが、ストレートはやや荒れ気味な感じでした。と、ここでクロの散歩で中座して戻ると、2対0と日南がリードしています。倅に聞くと、塁が埋まってからの外野フライが風に流されて捕れなかったとか。そして、今度はジョギングに出て1時間ほど中座して戻ると、予想に反して試合はまだやっていました。3対4と聖光が逆転し、9回表日南最後の攻撃で一死一三塁のチャンスです。しかし、この試合14個目の三振で二死までこぎつけ、次打者も三振に取りますが、何とこれがワイルドピッチとなり、同点とされてしまいました。歳内投手のウイニングショットはフォーク並の落差のあるスプリットファストフィンガーボールですが、その落ちる球を止める練習を相当積んできたそうですが、一番大事な場面で後ろに逸らしてしまいました。
9回裏の聖光の攻撃も無得点で延長に突入し、10回表は聖光の好守もあり日南は無得点。裏、聖光は先頭がヒットで出塁、バントで二塁に進め、歳内がバッターボックスへ。セカンド横を抜く右前ヒットで、二塁走者は三塁を蹴る。しかし、ライトの守備位置は浅く、タイミング的にはアウトのタイミングと見えたが、ダイレクトを狙った送球は三塁側にそれ、しかも高く、クロスプレーにもならず、走者がホームインし聖光のサヨナラとなりました。
その瞬間、試合を戦っている球児たちには、そんな意識はなく、目の前の試合を戦っていただけでしょうが、今年の聖光は福島の人たちの気持ちと、福島の球児の思いを背負っています。監督が言っていたように、勝負ごとですから勝ち負けはあるわけで、結果はともかく、精一杯戦うことが多くの人に勇気を届けるでしょう。
今日のジョグ
9.1km 53分09秒