相変わらず国民からもっとも遠い場所である首相執務室に引きこもり、国会では仏頂面をぶら下げてどうてもいい質問にしか答えない菅氏ですが、お友達の江田大臣や日本史上最悪の女房などと一緒の時はいつもの軽口を叩いているようです。
「経産省には腹に据えかねることがたくさんあり、海江田氏にも思うところがある。俺だってこらえている」と強調したそうです。
「経産省には腹に据えかねることがたくさんある」という物言いには、どこまで行ってもこの人は野党気質が抜けない人だなぁ~と思います。経産省に至らないところがあれば、それは最終的に総理大臣の責任だということです。それを「お前らが悪い、お前らが悪い」というだけでは何も解決はしません。
そして、「俺だってこらえている」という言い草は聞くに堪えません。そりゃ最高責任者なんだからこらえるのが当然ですし、それは口に出すことじゃありません。第一、国民のほとんどが「こらえなくて結構です」と言っているのです。何をこらえる必要があるでしょう。この言葉は、食中毒事件を起こした雪印乳業の当時の社長の「私だって寝てないんだ」発言とまったく同じで、責任者として最低の言葉です。責任者としての自覚がまったくないことがここからも伺われます。
そして、途中から伸子夫人も会話に加わり、「泣くような人に大臣は任せられない」と国会で涙を見せた海江田氏を批判したそうです。そのこと自体は私も同感ですが、総理大臣の夫人として、夫の仕事に首を突っ込んだり、いろいろな指図をすることは行儀が悪すぎです。有権者は夫人を選んだわけではないのですから。しかし、この夫に、この妻あり、とも言えます。似たもの、馬鹿者夫婦です。そして、泣くような人以上に、嘘をついたり、自分のことしか考えなかったり、思いつきでコロコロ意見を変えたりする人の方がよほど大臣は任せられない、ということに、夫婦揃って気づいてほしいものです。しかし、どこまで行っても、KYな鈍菅夫婦ですから、死ぬまで直らないでしょうね。