同業者として只々長嘆息を禁じえない。
地震国日本における建築の安全度については、度々の巨大地震のたびに見直
され今日のものへと至っている。世界一といっても良い優れた基準である。
建築基準法は「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定め
て、国民の生命、健康及び財産の保護を図り・・云々」とその目的を記している。
「最低の基準」を守りながら、如何に効率よく、デザインや設備に優れた建物を
安価で造るかという、相反する要求の中でデベロッパー達は頭を悩ましている。
そんな中で起きた事件だけれど、「生命や財産の保護」が否定された思いがけな
い事件に、同じ建築士として憤慨に堪えない。
Professionという言葉の本来の意味は、「知的職業(弁護士、医師、教師、建築
家、聖職者」とされている(いた?)。Occupationに成り下がった建築家達に、
警鐘が乱打されている。
地震国日本における建築の安全度については、度々の巨大地震のたびに見直
され今日のものへと至っている。世界一といっても良い優れた基準である。
建築基準法は「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定め
て、国民の生命、健康及び財産の保護を図り・・云々」とその目的を記している。
「最低の基準」を守りながら、如何に効率よく、デザインや設備に優れた建物を
安価で造るかという、相反する要求の中でデベロッパー達は頭を悩ましている。
そんな中で起きた事件だけれど、「生命や財産の保護」が否定された思いがけな
い事件に、同じ建築士として憤慨に堪えない。
Professionという言葉の本来の意味は、「知的職業(弁護士、医師、教師、建築
家、聖職者」とされている(いた?)。Occupationに成り下がった建築家達に、
警鐘が乱打されている。