津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本の本「氷筍」

2014-10-14 20:45:03 | 熊本
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■「旦夕覺書」--風・5

2014-10-14 17:46:47 | 史料

              一、右の井田太郎兵衛に或時色々申内に拙者申候は皆人に御聞の通立身加増被下候 位も能く被仰付候事
                 に拙者心にひきくらへ覺申候 新知被下候時分は夫程にも不存候 少御加増被下候て却て拙者心は本
                 よりわろく成申かと覺申し候 子細は年もより御存知のことく妻子も有之候へはちと身をかほひ申心出
                 來十左衛門殿御前にても昔のことく思ふ事不残御咄申す事十か七八は控申御尤毎度々々口が過候とて
                 御叱り被成此比は此方より控申事のみと申候へは日本の神以井田も聖文にて拙者側により扨も々々
                 拙者は有様成御詞憚なから奉感候 如御存知十左衛門方へ御家中歴々上下共に御出御用は格別常之御
                 咄ンいて候へは毎度次の間に罷在承申候 近比も御加増御拝領是は御存知のことく向の津川殿代々心安
                 く夫故十左衛門方へも御出被成私へも御懇比に御申候 つく々々存候へは御奉公人は前より乍慮外お
                 とり申と存候と咄候へは其名は書不申候 是にて一言にても不實成事けいはく成る言葉は家来々々皆人
                 にて上下なく實にて候へは恥かしき事にも十左衛門殿・舎人殿如形御心安他人にて拙者程心安く御申
                 候事身にも覺申候へとも一言にて其人の心知れ申候 在宅仕廿年に成申候熊本に居候時分山名殿・大木
                 殿へ出入仕候時分家来中の為に能事は折々申たる儀は覺申候 拙者身の上能き事けいはく成事一言も
                 不申と覺悟仕候故在宅へ引込候時も前々のことく家来共にも逢申間敷候 さて共打寄候て皆々咄申時
                 拙者事存出し可申候 恥ケ敷存候儀一ツも無之と存候 唯今も其通定て皆々果可申と存候 前かと舎人殿
                 なと御家老に被仰付候時の事堀次郎右殿・上田新兵衛殿なとゝ其比立身御取立候衆の批判有之候 打寄
                 々々咄申候 其時にも能働候故夫々に又立身御加増被下候へ共其人は前よりは悪敷成候と申候へは舎
                 人殿は何と舎人程能成りたる者はなきかと次郎右殿被申候 拙者申候は扨々夫故に御家老役被仰付候
                 諸人に勝れたる事しれ申と申候へは是は尤々々々と新兵衛殿一座にて御申候事も失念仕候
                  

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■「北村甚太郎覚書」を読む--27・了

2014-10-14 06:49:34 | 史料
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■「北村甚太郎覚書」を読む--26

2014-10-14 06:49:14 | 史料
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■「北村甚太郎覚書」を読む--25

2014-10-14 06:48:15 | 史料
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