甚大な被害を受けた熊本城の現況は、熊本市民といえども全貌を知ることは出来ない。
(一財)熊本城顕彰会と熊本市が共催する講演会「熊本地震と熊本城」に出席した。
■石垣にみる築城と城下町造り 富田紘一氏(熊本市文化財専門相談員)
■今回の熊本地震による熊本城の被害状況 鶴嶋俊彦氏(熊本城調査研究センター文化財保護主幹)
■今後の熊本城の復旧について 網田龍生氏(熊本城調査研究センター副所長)
御三方から熊本城の過去・現在・未来について貴重なお話を拝聴、復旧復興は長い時間と膨大な費用などを要するが、100年先の熊本城も文化財としての価値を失うことなく伝え残す為の熱意が感じられて有意義なものであった。
熊本市では11月1日から熊本の城復興財源にあてるため「復興城主」制度を設けた。
全国の皆様に温かいご支援をお願いしたい。