鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

2.心に自然に湧く神:在物神

2018年03月04日 | 安全なキリスト教の学び方





凛太朗君。
人の心には神のイメージが「自然発生」する~と前回話したよね。

この神イメージには共通の特徴があるんだ。

みな、目に見える「物質の中に染み込んでいる」と想像されることがそれだ。





<物質の中にいる?>


たとえば、山に入って巨大な樹木に対面すると、人は神秘的な気持ちになる。

そのなかに霊的な存在が染み込んでいると思うからだ。

・・・・・・・・
ちなみに「霊」というのは「見えない意識体」の総称だ。
神もその一つだ。
・・・・・・・

巨大な岩に対面してもそうだね。
思わず後ずさりして拝んだりする。

動物もそうだよ。

人は白い蛇のなかに神が染み込んでいるとイメージする。





<○○稲荷>


狐もそうだ。

狐は廃墟で見かけられることが多い。

廃墟というのは、何かそこに霊的なものがいそうな感じがする。
そこで狐をその化身のようにイメージするんだ。

そこで社を造って、そこに、食べ物などをおそなえしたりする。

食べ物も、油揚げが好物、などと勝手にイメージする。

また、狐は稲荷(五穀を司る神)の使いともイメージされた。

そのことから狐を祀った神社は「お稲荷さん」とも呼ばれた。

次いで油揚げもまた「お稲荷さん」と呼ばれるようになった。

ある程度風習が出来ると、人々は怖いのでそれに従う。

かくして、これが真理と思われるようになる。

+++

木材や石に彫った彫像もそうだよ。

人々は石の地蔵さんや木の仏像に手を合わせるでしょ。

墓石もそうだ。

人はその中に先祖の霊が入っていると思うから、花を捧げ手を合わせるよね。




<在物神>

がこれらはともかく、「物質の中に染み込んでいる」と想像される神イメージだ。

そこでこれに名前を付けよう。

在物神(ざいぶつしん)だ。

「物」の中に「在」るとイメージされる「神」だからね。


リン君、今回はこれまでにしておこう。










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